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【海外発!Breaking News】アパートの3階から大型犬が転落、「妊婦直撃」と報道も「かすりもしていない」と飼い主側が主張(伊)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月1日 16時26分

【海外発!Breaking News】アパートの3階から大型犬が転落、「妊婦直撃」と報道も「かすりもしていない」と飼い主側が主張(伊)<動画あり>

イタリアでアパートの3階から大型犬が転落し、下を歩いていた妊婦が怪我をして病院に搬送される事故が起きた。同国のほとんどのニュースメディアが「転落した犬が妊婦を直撃」と報じたが、犬の飼い主側は「妊婦にはかすりもしていなかった」と主張しているという。イタリアのニュースメディア『Fanpage.it』が伝えている。

イタリア、ローマの中心部のフラッティーナ通りで、現地時間10月27日午後12時15分頃、通りに面したアパートの3階から大型犬のロットワイラーが転落し、通りを歩いていたルドヴィカ・カプリーノさん(28)が怪我をした。イタリアのニュースメディア『Fanpage.it』によると、ルドヴィカさんは妊娠2か月で、落ちてきた犬が直撃し、その場に倒れてしまったとのことだ。

フラッティーナ通りは観光地ということもあり人の往来が多く、すぐに通行人らが救急隊を呼び、ルドヴィカさんは近くの「ウンベルト1世総合病院」に搬送された。ルドヴィカさんは集中治療室で治療を受けることとなったが、幸いにも胎児は無事で、ルドヴィカさんは頭部に軽傷を負っただけで済んだ。

ところが転落した“コーディー(Cody)”という名前の生後11か月のロットワイラーは、路上に1時間以上放置されたままで、最終的に息絶えてしまった。当時、飼い主であるエミリア・モニカ・ポーラックさん(Emilia Monika Pawlak、41)が駆けつけて、パートナーのガブリエルさん(Gabriele)と共にコーディーを動物病院に連れて行こうとしたが、警察から「ASL(地域保健所)」の救助を待つようにと指示を受けたそうだ。

愛犬を失った悲しみの中、エミリアさんは『Fanpage.it』のインタビューに応じ、事故当時についてこのように語った。

「あの時の私は自宅にいて、冷蔵庫から食べ物を取り出して、そのままトイレに入っていたのですが、突然階下にある店の店主が私の名前を呼んでいる声が聞こえました。すぐに通りに向かったところ、地面に横たわっているコーディーと倒れている女性が目に入りました。私は女性に『何かできることは?』と尋ねたのですが、彼女はかなりショックを受けているようでした。」



「私とガブリエルはコーディーを車に乗せて獣医のもとに連れて行こうとしたのですが、警察からは『ASL(地域保健所)に連絡してあるから、このまま救助が来るのを待つように』と言われたのです。でも結局、獣医が到着するまで2時間もかかったんですよ。」

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