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【エンタがビタミン♪】元NHKアナが暴露。“副業”した結末から、“ケーブル巻き”する女子アナの実態まで。

TechinsightJapan / 2014年12月13日 12時55分

宮川は「就業規則に“副業は上司の許可をもらうこと”と書いてある」と説明すると、山形でジャズを聴かせるBarのオーナーになったことを明かす。NHKは全国各地に地方局があり、初任地は新人研修中に発表される。九州出身の宮本隆治は北海道、四国出身の宮川俊二は山形と、地元とは離れたところに赴任した。宮川は何かをやらずにはおれずに、山形でBarを経営する件を上司に相談して「君の名前で、君の責任でやってください」と許可をもらったのだ。

しかも、宮川は「凄く、儲かりましてね」と、東京からジャズミュージシャンを呼んでライブを開催して、自分も前座で歌うなど楽しく過ごしたことを話した。ところが、「その代わりに、次の転勤先はほとんど仕事が無い局にやられた」というではないか。上司の「あの失点だけはカバーできなかった」の言葉から、彼は「“許可は出すが、分かってるだろうな”。それが組織というものだ」と身に染みたようだ。小堺はその実話に「半沢直樹の世界だ」と唸っていた。

住吉美紀は入局した頃は言葉遣いなどあまり気にしないタイプだったという。だが、放送で言葉遣いを誤ると、すぐにクレームの電話がかかるのがNHKだ。彼女はやがて「友達とお茶している時も、漢字の読み方が違うだけで気になって仕方がない」ほどになった。たとえば“出生”(しゅっしょう)を「しゅっせい」と読む人が多いが「“しゅっせい”(出征)は戦争に行くことだって!」と心の中で叫んでしまう。他にも“他人事”(ひとごと)を「たにんごと」と読んだり、政治家でも“早急”(さっきゅう)を「そうきゅう」と読む人がいるのでイライラしてしまうらしい。

そんな住吉が得意とするのが、テレビケーブルの“8の字巻き”だ。NHKの地方局では職種を超えて何の仕事でもこなさねばならない。女子アナウンサーでも「記者やディレクターから、カメラを回したり、編集もする」と言う。桜の開花時期には生中継に適した場所を自分で取材して探し、撮影交渉をして、電波が飛ぶかの下見までやらなければならない。

住吉美紀が「NHKはロケが終わると、全員で撤収するのが決まりで、ケーブルの巻き方から機材の片付けまで実地で学んだ」と、実際にやって見せたのがケーブルの巻き方だ。細いケーブルは手に持って“逆相巻き”にするが、太いケーブルは持ち上げられないので地面で“8の字巻き”にする。今も、彼女の家ではイヤホンコードや延長コードなどすべて“逆相巻き”である。

他にも宮本隆治から、宿直の時には仮眠などできず、事件があってもすぐに対応できるように「ニュースを読む机で待機せねばならない」ことが語られ、ステージで司会を務める時の歩き方や出演者へのマイクの向け方までが実演された。その細かさは、NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアムディレクター・三津谷寛治から指導されたのかと思わせるほどだった。それがNHKなのだ。

※画像は『twitter.com/miki_catgirl45』のスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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