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【エンタがビタミン♪】ノンスタ・井上、「お笑いで稼いだ金で、両親や弟の面倒が見たい」と涙。好感度急上昇。

TechinsightJapan / 2014年12月13日 18時15分

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お笑いコンビNON STYLE・井上裕介の株が急上昇している。ある番組の企画で「儲かるから」と副業を持ち掛けられても、最後まで首を縦に振らなかった。そこには家族への深い愛情と、お笑い芸人としての理想があったのだ。

12月11日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリングSP』(TBS系)では“芸能人がヘンな副業をススめられたら…”をテーマに、井上裕介(NON STYLE)らが儲け話に軽々しく乗ってしまうのかを検証。仕掛け人はバレーボール元全日本主将で、タレントの川合俊一である。投資家としての顔も持つ彼から、偽の番組収録で共演した際に副業で儲けた話を聞かされた井上。仕事が終わると川合に誘われ、夕食を共にするために待ち合わせの場所に向かう。

川合は副業の話になるととにかく淀みなく話し、話術が巧みで上手い。おまけに“投資で大儲けしている”というイメージがあるので、話に真実味があるのだ。昼間の偽番組のロケでさりげなく、“今、アルゼンチンの牛肉輸入で2~300万入ってくる(噓)”と、副業で儲かっていることや、この事業に出資してくれる仲間を募っていることを、井上の耳に吹き込む。そして「今晩、空いてる?」と夕食に誘い、川合の行きつけの店で待ち合わせをしたようだ。

神楽坂の高そうな料亭に招かれ、広い個室に通された井上。慣れたように振る舞う川合を前に、圧倒されてしまっている。「副業なんて芸人さん、みんなやっているんだから」「弟さんの居酒屋(井上がお金を出している)だけじゃ、儲からないでしょ?」と決して強制ではなく、淡々と川合は例のアルゼンチンの牛肉を扱う商売を一緒にやろうと誘う。

そもそも井上が居酒屋を経営しているのは、弟に働ける場所を提供するためである。そして大阪で両親の面倒を見てくれている弟に心から感謝しているので、彼が結婚して家を建てる際には頭金を用意したのだという。川合はその気持ちに理解しつつも、同じお金をつぎ込むなら副業をするべきだと、具体的な利益額を提示して事業への参加を促す。

本心は井上もお金が欲しいのだ。彼は頭の回転が速いので、川合が自分を夕食に誘った意図を分かった上でこの場に足を運んだはずである。ただお笑い芸人なら“芸で稼ぎたい”という強い信念があり、副業で儲けてしまうことに抵抗があるのだという。「自分からハングリー精神を取ったら、面白い芸はできなくなるのではないか」という恐れさえ、抱いているのだ。

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