1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】違法薬物の製造所として使われていた家、2億円以上で売りに出される(米)

TechinsightJapan / 2023年11月9日 14時13分

【海外発!Breaking News】違法薬物の製造所として使われていた家、2億円以上で売りに出される(米)

米カリフォルニア州の高級住宅街で、メタンフェタミン(覚せい剤)の製造所として使われていた物件が売りに出されている。この物件はメタンフェタミンで汚染された状態で立ち入り禁止となっており、清掃費用は購入者が負担するという。米ニュースメディア『CBS News』などが報じた。

米国最大の不動産フランチャイズ「ケラー・ウィリアムズ・リアルティ(Keller Williams Realty)」の物件情報によると、問題の住宅は米カリフォルニア州サンノゼにある。土地面積は約557平方メートル、居住面積は250平方メートル超(およそテニスコート1面分)というから、家族連れでも広々と生活ができるだろう。

この住宅は、6つのベッドルーム、3つのバスルーム、パウダールーム、リビングルームのほかファミリールームもある。さらに1台分のガレージと、裏庭にはプールとジャグジーがあり、オレンジ、リンゴ、レモンの木が植えられて、大きなパティオも備わっている。また、この辺りは閑静な住宅街で、学校や主要ショッピングモールが近くにあり、高速道路1本でサンノゼの空港やダウンタウンに行けるなどアクセスも抜群だ。

販売提示価格は155万ドル(約2億3000万円)と決して安くはないが、約半年前の5月に4つのベッドルームがある近隣の物件が172万5000ドル(約2億6000万円)で売却されており、割安感がある。

間取りや設備、立地条件も文句のつけどころがない住宅だが、問題は室内が未だにメタンフェタミンで汚染されていることだ。

現在、この住宅は周囲を板張りにされ、金属製のフェンスで囲まれており、敷地内の危険物質や有毒化学物質を警告する看板がフェンスに取り付けられている。また、室内の写真は不動産サイトに掲載されていない。

ケラー・ウィリアムズ・リアルティの物件情報には、「現状のまま新しい買い手に譲渡される」と書かれており、さらにサンタクララ郡保健局が指示しているように、購入後は「除染が終わるまでは立ち入り禁止」だ。

つまりこの住宅の購入希望者は、内覧することなく購入を決める必要があるほか、当局の認定を受けた衛生管理者と清掃業者を雇って汚染の除去をしなければならない。カリフォルニア州ニューポートビーチを拠点とする不動産コンサルタントのジョン・パリアソッティ氏(John Pagliassotti)によると、清掃作業には数十万ドルかかり、その期間も数か月に及ぶという。というのもメタンフェタミンの残留物が、冷暖房システムや壁の中、芝生の上に残っている可能性があるからだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください