1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】賢すぎる豚その名も「ケヴィン・ベーコン」の脱走劇 本物のケヴィン・ベーコンも関心を寄せる(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月3日 20時55分

「あともう少しだけ、ケヴィンが協力してくれればいいだけなんです。」



地元テレビ各局に取り上げられ、さらにFakebookページ「Bring Kevin Bacon Home(ケヴィン・ベーコンを家に帰そう)」を立ち上げたチェルシーさんは、ネットで注目の的になった。なお、このページは11月1日現在「Kevin’s Home Adventures」に名称を変更している。

しかしケヴィンは脱走して以来、毎日のようにエサを食べに家の前に姿を現したにもかかわらず、捕まえようとすると人間を出し抜いて逃げてしまったそうだ。

「捕獲に使うために買ったネットは迂回されてしまい、小枝や木の葉の音が少しでもすると、その場を去ってしまいました」と、チェルシーさんはケヴィン捕獲の様子を説明する。

家がどこなのかを理解している頭の良いケヴィンを相手に、チェルシーさんらは知恵を絞り、近隣コミュニティや、支援を申し出てくれた事情に明るい人々の助けを借りて策を講じた。

ブタのケヴィンが森で過ごすようになって2週間が経った頃には、熱心な動物愛好家で知られる本物のケヴィン・ベーコンもニュースを聞きつけ、テキスト共有アプリ「Threads」でFacebookページのリンクをシェアし、同名のブタの長引く捕獲活動にエールを送った。



10月31日、チェルシーさんらは、いよいよ市販の抗ヒスタミン薬「ベナドリル」を混ぜた甘いパンを与える作戦に出た。ベナドリルは睡眠導入の効果もあり、またペットにも安全なのだという。

ついにベナドリル入りのパンを食べさせることに成功したチェルシーさんは、同日の昼頃、不在の間に地下部分がコンクリートで補強された囲いの中にケヴィンが入ってるところを見つけた。薬が効いて疲れてきたのか確かなところは分からないが、すぐに眠ってしまったという。

ケヴィン帰還のニュースは、ネットで見守り続けた人々を喜ばせ、テレビ局もすぐに駆けつけた。

すっかり有名になったブタのケヴィンについて、チェルシーさんは、「この名前は元の飼い主が付けたもので、実は新しい名前を考えていたのです。でも今回の騒ぎですっかり知れ渡ってしまったので、このままでいくことに決めました」と地元テレビ局のレポーターに明かしたほか、「私たちの土地を一般公開の農場にして、PTSDや不安、うつ病と闘う子供や大人のために活用してもらえるよう計画しています。もちろんケヴィンもいますよ」と夢を語った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください