【エンタがビタミン♪】櫻井翔キャスターが衆院選の“低投票率”にショック。「若い世代も政治に関心持つべき」
TechinsightJapan / 2014年12月15日 21時15分
“こんな選挙になれば行く”という問いには、20歳の女子大生2人から「選挙制度を分かりやすく説明してくれれば行ける」、「市町村のHPにどうやって投票するか載っていたが、さらに“ネット投票”もできたらいいのに」と意見が出ていた。
そうした街頭での受け答えをVTRで見たスタジオゲストのリディラバ代表理事・安部敏樹さんは、若者の多くがそのように捉えていると共感しており、「実際に“自分たちが投票して社会を変える実感がない”というのが本当の声だと思う」と感想を述べる。
乙武洋匡さんは、若者の啓発にも限界が見られ、より抜本的な選挙制度の改革が望まれるという。「今は、地域の利益の代表を送り出す制度のように思える。世代別の代表を送り出す発想もあって良い」と話し、“世代別の選挙区”として「20・30代の代表はこの人、40・50代の代表はこの人、60代以上の代表は…」と立候補する選挙制度のアイデアを示した。
クラウドファンディングサービス・READYFOR?代表の米良はるかさんは、乙武さんの考えに賛同しており、さらに少子高齢化が進む中で若者が全員投票しても高齢者の票の数が勝ると分析する。「政治家も高齢者へのアピールに力を入れることとなり、若い世代の関心が向かない」のが現実だという。
安部敏樹さんが子育て世代について、「子どものいる20代未満の若者が、子どもの分まで親が投票できる“ドメイン投票方式”を導入することで投票する気持ちが芽生えるのではないか」と斬新な案を示すと、乙武さんも「投票権は18歳と言わず、義務教育が終わったら与えて良いのでは。その年齢で働いている人もいて、納税もしているのに選挙権が無いのはおかしい」と考えを述べた。
また、BNPパリバ証券の中空麻奈さんは、「選挙はやりやすいことも大事だ。ネット投票や地域でもどこかの集会所だけでなく駅で投票するとか、利便性も考えるべき」と提案している。
自民党参議院議員の大沼瑞穂さんは、自らの選挙を振り返って20・30代の支持が多いと感じたことから、「若い政治家が出てくると、若い人も投票するのではないか」と語り、民主党参議院議員の安井美沙子さんは「もっと小さい時から選挙のことをきちんと教育すべき。公民の授業でリアルに選挙に行くとどうなるかを、安部敏樹さんのような方の体験者の話も入れながら教えると良いのではないか」と提案した。
様々な意見やアイデアを聞いて、櫻井翔は「若い世代の政治への関心をどうやって高めていくのか。それもまた、我々若い世代の課題だ」と結んで『My Voice』を終えた。
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