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【海外発!Breaking News】“カサカサ”という音で目覚めたキャンパー テントに張り付いた無数の虫に鳥肌(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月9日 11時49分

【海外発!Breaking News】“カサカサ”という音で目覚めたキャンパー テントに張り付いた無数の虫に鳥肌(米)<動画あり>

米アラスカ州にある国立公園は先月31日、同公園でキャンプをした人が撮影した動画をFacebookに公開した。キャンパーがテント内で目覚めると、テントの表面にびっしりと大量の虫が張り付いていたのだ。集合体恐怖症の人は注意が必要なほどの光景を撮影した動画には、「想像しただけで無理」といった声が多数届いていることを米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

話題の動画を投稿したのは、米アラスカ州南西部のレイク・クラーク国立公園だ。同公園はアラスカ州最大の都市であるアンカレッジから100マイル(約160キロ)離れた場所にあり、アメリカ国内で訪問者の少ない公園の一つとして知られている。しかし訪問者が少ないからこそ、多種多様な野生生物が生息しているという。

そんな場所でキャンプをすることに決めたキャンパーは、公園内を散策した後、キャンプ地を決めてテントを設営した。日中の疲れを癒すために就寝したのだが、「カサカサ」という音で目を覚ました。奇妙な音に首を傾げたキャンパーは、テントの表面に何かがいることに気付いた。

当時の様子を撮影した動画には、まだ日が昇っておらず、暗いテント内の様子が映っている。少々視界が悪いが、カメラのライトが当たった場所を見ると、無数のクモのような生き物がうごめいていた。カメラは頭上のテントをなぞるようにして撮影しており、テントのどこを映してもおびただしい数の虫がびっしりと張り付いていた。テントの角には大量の虫が重なり合い、大きな塊のようになっているのも確認できる。

この虫は、ザトウムシと呼ばれる節足動物門クモガタ鋼ザトウムシ目に属する生物で、脚の長いクモのように見えるが、分類上はサソリに近いそうだ。

同園の別の投稿には、日が昇り周囲が明るくなった時に撮影された動画も公開されている。こちらでも、テントの表面を無数のザトウムシが動き回っているのが確認でき、ザトウムシの細長い脚がはっきりと見える。



ザトウムシは時折、今回のように多数の個体が集まって集合体を形成することが確認されている。しかしなぜこのように集合体を形成するのか、その理由は明らかになっておらず、専門家らは交尾や湿度調整、捕食者から身を守るためではないかと推測している。理由が分かっていない一方で、空気が乾燥して日が短くなる秋頃になると、こうした集合体が多く見られるようになるという。ザトウムシは体が乾燥しやすいため、群れを作ることで湿度を保つ環境を構築しているのではないかとも考えられている。

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