1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】強盗に射殺された飼い主の棺にしがみつくブルドッグに涙「匂いを嗅ぎ、サヨナラを告げた」(コロンビア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月12日 20時55分

【海外発!Breaking News】強盗に射殺された飼い主の棺にしがみつくブルドッグに涙「匂いを嗅ぎ、サヨナラを告げた」(コロンビア)<動画あり>

南米コロンビアで今月4日、強盗に射殺された男性(23)の葬儀が行われ、愛犬が最後の別れを告げる様子が捉えられた。愛犬は帰宅しない飼い主を3日間、ドアのそばで待ち続けていたそうで、棺を見るや否や駆け寄っていったという。コロンビアのニュースメディア『El Tiempo』などが伝えた。

コロンビア北部バランキージャで1日、ジャック・ラミレス・コマスさん(Jack Ramírez Comas、23)が、強盗に背後から頭を撃たれて死亡した。

当時の様子は監視カメラが捉えており、ジャックさんは午後11時前、恋人ナタリアさん(Natalia)の家の前にマツダ車を停めた際、後ろからシルバーの車に故意に追突され、車から出たところを狙われた。そして地元の病院に搬送されたものの、死亡が確認された。

犯人の1人はその後、助手席のナタリアさんに車から出るよう命じてマツダ車を奪い、シルバーの車の後を追って走り去った。幸いなことにナタリアさんは無事だった。

そうして事件から3日後に行われた葬儀では、ジャックさんの愛犬でオスのブルドッグ“オリオン(Orion)”が、木製の棺に前足でしがみつく姿が撮影され、人々の涙を誘った。

ジャックさんの母ザマラさん(Zamara)によると、オリオンはその日、車から飛び降りると、ジャックさんの棺にまっすぐ駆け寄っていったそうで、涙ながらにこう語った。

「オリオンは毎日、ドアのところでジャックの帰りを待っていたのです。でも亡くなったジャックのことをずっと待たせることはできないですからね。私たちは何とかして『オリオンにサヨナラを言う機会を与えたい』と思っていたのです。」

「オリオンはあの日、棺に飛びつくと匂いを嗅ぎ始めました。それはまるで、ジャックがそこにいるのを分かっているかのようでした。」



なおジャックさんは、事件が起きる前はエンジニアとして働いていたものの、カナダの大学院で修士号を取得し、ナタリアさんと結婚することを夢見ていたという。オリオンをはじめ家族や友人らが最後の別れを告げた後、地元の墓地に埋葬されたそうで、このニュースには次のようなコメントが寄せられた。

「オリオンがしっかりとサヨナラを告げることができて良かった。悲しいけれど区切りをつけることは大切なこと。」
「これは悲劇。なぜ彼は殺害されなければならなかったのか。」
「家族にとっても、オリオンにとってもつらすぎる事件だよね。」
「犬は人間のベストフレンドだからね。泣けてくるよ。」
「こんなに簡単に人の命を奪う奴らは許せない。犯人が早く捕まることを祈っている。」
「悲しすぎる。安らかに。」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください