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【海外発!Breaking News】虐待され自ら体の羽根をむしり取ってしまったオウム、保護され“幸せのダンス”を踊るまでに!(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月14日 16時30分

【海外発!Breaking News】虐待され自ら体の羽根をむしり取ってしまったオウム、保護され“幸せのダンス”を踊るまでに!(米)<動画あり>

虐待され精神を病み、体の羽根のほとんどを自らむしり取ってしまったオウムが保護され、飼い主から愛情を一身に受けて少しずつ心を開いていった。そんなある日のこと、オウムは幸せを体いっぱいで表現したような“幸せのダンス”を披露し、飼い主を驚かせた。心温まるストーリーを動物専門ニュースサイト『The Dodo』などが伝えた。

米ジョージア州アトランタに住むミシェール・リーマスマさん(Michele Riemersma)は昨年12月、小型のオウム「シロビタイムジオウム」を自宅に迎え入れた。

そのオウムは、たまたま友人とコウゴウインコを保護するために訪ねた家の地下室で見つけたそうで、暗い部屋の隅に置かれていた鳥かごの中にいたという。

ミシェールさんは、“チキン(Chicken)”と名付けたメスのオウムについて「どんな過去があったのかはよく分かりませんが、長い間地下室に閉じ込められ、飼い主から虐待を受けていたようなのです」と明かし、このように続けた。

「実はその日、チキンが私を呼ぶ声が聞こえてきて、鳥かごに近づき扉を開けたのです。そしてチキンと目が合った瞬間、離れられない“運命”を感じ『この小さな子は私が引き取る。何があっても守ってみせる』と決意したのです。」

「すると私の気持ちを察したのか、チキンは鳥かごの中から私の腕の中に飛び込んできました。きっと『これが保護される最後のチャンス』ということを肌で感じていたのでしょうね。私を受け入れ、“信頼”という最も貴重な贈り物を与えてくれたのです。」

「ただチキンは当初、とても神経質になっていて、自分の周りの全てのことに対して怯えているようでした。決して幸せな鳥とは言えず、心を開くまでに数週間を要したのです。」

実はミシェールさんが保護した時、チキンは少なくとも脚の2か所に治療していない骨折箇所があったという。また長期間虐待を受けたことで精神を病み、体の羽根のほとんどを自分でむしり取ってしまっていたそうで、チキンの体は今もほぼ丸裸の状態だ。



ミシェールさんは「確信を持って言えるわけではないけれど、チキンの羽根はきっともう元には戻らないと思うのです。なぜなら長い間羽根をむしり続けていたことで、毛包が取り返しがつかないほど損傷を受けてしまっているからです」と述べると、このように続けた。

「私が飼っている他の鳥たちは飛ぶことができますが、チキンはそれを見ているだけです。ただ『自分も飛びたい』という気持ちは強いようで、私はチキンを手のひらの上に載せて散歩をするのです。するとチキンは羽を広げ、行きたい方向に体を傾け、まるで空を飛んでいるかのように振る舞うのです。」

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