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【海外発!Breaking News】空き家に侵入した男が煙突にハマる 救出した警察官は「サンタクロースの見習いも訓練が必要です」(仏)

TechinsightJapan / 2023年11月19日 13時50分

【海外発!Breaking News】空き家に侵入した男が煙突にハマる 救出した警察官は「サンタクロースの見習いも訓練が必要です」(仏)

クリスマスに向けて世界の観光名所でイルミネーションの点灯が始まっているが、フランスでは「あわてんぼうのサンタクロース」さながらに、男が煙突にハマって抜け出せなくなるという事態が発生した。男は、空き家に煙突から侵入しようとしたが、途中でつっかえてしまい、警察官と消防隊員に救助されたという。フランスの日刊紙『Le Parisian』などが報じると、ネット上では「誰でもサンタクロースになれるわけではない」といった声が多数あがっている。

フランス南部にあるエロー県クレルモン=レロー市で11月10日の深夜、ある男が煙突から空き家への侵入を試みた。フランスの地方日刊紙『Midi Libre』によれば、男は20代で、煙突の中で身動きが取れなくなったため助けを求めて叫んだという。

翌11日の深夜3時頃、近隣住民は遠くから聞こえる男の叫び声に気付いて通報し、地元の警察官と消防隊員が現場に駆けつけたところ、不安定な体勢で留まっている男を発見した。男は煙突内で数メートル転落した後、煙突にハマってしまったとみられ、救出するために部屋の天井の一部を壊さなけばならなかったそうだ。



男が救出された頃には、煙突に閉じ込められてから数時間が経っており、引っかき傷などを負ったため、男は隣町のモンペリエにある「ラペイロニー病院(Hsopital Lapeyronie)」に搬送された。

強盗か、不法占拠者か、男がこの空き家に侵入した動機は明らかになっていないが、捜査当局では取り調べを続ける予定とのことだ。

男の救出にあたったエロー警察署は、今回の件をFacebookに投稿しているが、「訓練するのは警察官だけではありません。サンタクロースの見習いも同様です」と綴り、「今回の飛び下りはアマチュアによって行われたものなので、決して真似しないでください」とユーモアたっぷりに締めくくった。

今回のニュースには、ネット上で「クリスマスまで放っておいてもよかったのに」といった辛辣な声や、「サンタさんが良い保険に入っていることを願います。家を元通りにするには、かなりの費用がかかりそうですから」、「もし近隣住民が気付かなかったら、干からびた状態で発見されたかもしれない」というコメントも見受けられた。

ちなみに、パリの隣セーヌ=エ=マルヌ県ムラン市で昨年8月12日には25歳の男が同じような不運に見舞われた。空き巣をするために煙突からターゲットの家に侵入しようとした男は、煙道にはまり込んでしまったのだ。その家に住む80代の女性に発見された男は、2時間の救出劇の後、軽い一酸化炭素中毒を起こして入院し、6か月の執行猶予付きの実刑判決を受けていた。

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