【エンタがビタミン♪】『おじゃマップ』で“宮崎大輔選手の姉”にサプライズ結婚式。家族の絆が感動の涙を呼ぶ。

戸惑う母に梨奈さんはこう懇願した。「代わりに自衛隊体育学校に行けば、ハンドボールは続けられるし、給料ももらえるのでお母さんに仕送りできる。だから、代わりに大輔に大学行かせてやって、私はいいけん。大輔はハンドボールできっと凄い選手になる、きっと成功する。だから、先に東京に行って大輔を待っとるけん」。やがて梨奈さんは高校を卒業して大分から単身上京することになる。

その後、ハンドボール選手としても成長し、父親にもなった宮崎大輔選手。“ハンドボール、メジャー化宣言！”を謳った『宮崎大輔オフィシャルブログ』では、2013年10月12日に女の子が生まれ“珠里”（じゅり）ちゃんと名づけたことを伝えている。その宮崎選手も今回VTRの中で「姉ちゃん、今まで色々我慢させてしまってごめんね」とこれまでを振り返った。小さい頃からわがままだった自分に姉は何でも譲ったり、先にさせたりしてくれたと言う。宮崎選手は涙ながらに「凄く、我慢させてしまったのかなと思う。本当は大学に行きたかったのかなと…」、「自衛隊に行って僕らにお金を送ってくれていたのも知っています」と明かす。

そして「ハンドボールという素晴らしいスポーツに僕を導いてくれて本当にありがとう」と感謝すると、「姉ちゃんをオリンピックに連れて行くまではしっかりハンドボールをやっていきたいと思っています」と決意を示した。

VTRでは母も登場。梨奈さんが大学進学を諦めたことについて「大輔の力になりたいと東京に行ってくれて嬉しかったけど、ごめんね」と語った。さらに「梨奈言ったよね、“お母さん、頑張っていればいいことがあるよ”って。本当にそうだよね、今はいいことがいっぱい。ありがとう、あの時、背中を押してくれてありがとう」と伝えた。

涙を拭きながらVTRを見ていた梨奈さんは、「私は、みんなに“ごめんね”じゃなくて、たくさん“ありがとう”を言いたいです」と語ると、母に向けて「産んでくれてありがとう」と感謝。会場が感動の空気に包まれる中、スペシャルゲストの平原綾香が登場し、「感動した気持ちを歌で伝えたい」と『Jupiter』や『Happy Xmas（War Is Over）』を歌い上げた。

さらには、香取慎吾から「今日はハッピーウェディングで、メリークリスマスです。ツヨポンも歌いたいんだと思います。皆さん一緒に歌ってください」と草なぎ剛と2人でSMAPの『ありがとう』をプレゼント。歌詞の内容は梨奈さんの気持ちにリンクするものがある。