1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 海外・セレブ

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、「COP28」で着用したネクタイの柄は特別なメッセージか

TechinsightJapan / 2023年12月3日 12時49分

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、「COP28」で着用したネクタイの柄は特別なメッセージか

チャールズ国王がギリシャ国旗柄のネクタイを着用し、「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」の壇上で演説を行った。この数日前には、リシ・スナク英首相がパルテノン神殿の彫刻をめぐる外交問題を理由に、ギリシャ首相との会談を急遽キャンセルするという事態が起こっていた。このネクタイについて、バッキンガム宮殿は「適当に選んだもの」と述べたが、ギリシャの現地メディアは「我が国を支援するジェスチャーとして解釈される」と伝えている。

チャールズ国王は「国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)」に出席するため、現地時間11月30日に今年のサミット開催地であるアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに到着した。

翌12月1日には開会式が行われ、壇上でチャールズ国王が演説した。

この日、国王はグレーのピンストライプのスーツを着用し、ブルーのネクタイを締めていた。しかしそのネクタイには、あるメッセージが込められているという憶測が広まった。

国王が着けていたネクタイは、青と白の十字と縞模様によるギリシャ国旗がいくつも施されたものだった。縞模様は波打つようなラインを描いており、国旗とは少し異なるデザインだ。

チャールズ国王の父エディンバラ公フィリップ王配は、ギリシャ王国のコルフ島で同国のアンドレアス王子とアリキ妃の第5子として誕生した。ギリシャ人の父を持つことから同国に敬意を表して、このようなネクタイを着用したと考えることもできる。

しかし一方で、ネクタイには「政治的な意味が込められているのでは」との説も浮上している。

ギリシャ共和国のキリアコス・ミツォタキス首相は英時間11月27日、英BBC放送のインタビューに応じた際、大英博物館に所蔵されているギリシャ・パルテノン神殿の彫刻群「エルギン・マーブル」について「本質的に盗まれたものだ」と述べていた。

そして彫刻の一部をロンドンに置き、残りをアテネに置くことは「モナリザを半分に切るようなもの」として、彫刻を返還すべきだと主張した。さらにギリシャ政府が合意に向けた活動を続けることや、英国とのパートナーシップを推し進めると伝えた。

この発言を受け、リシ・スナク英首相は翌28日に予定していたミツォタキス首相との会談を急遽キャンセルした。英首相の広報担当者はその理由について、ギリシャが返還を望んでいる彫刻をめぐる問題により、会談が「支配的」になる可能性が高いと感じたからだと述べた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください