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【海外発!Breaking News】左が青色で雄、右がオレンジで雌のロブスターに「一生に一度のレア物」と漁師大興奮(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月5日 5時0分

それでもジェイコブさんは「ほとんどの雌のロブスターはちょうど今頃から4月にかけて、受精卵を体内から腹肢に押し出すんだ。そして卵が孵化するまでの9~12か月間、腹肢で抱卵するからね。春まで様子を見て、その後はバー・ハーバーの海洋博物館に寄贈するか、自然にかえそうと思っているよ。今からとてもワクワクするね」と述べていた。

なお、青いロブスターは200万匹に1匹、2色で左右の色が違うのは5000万匹に1匹の確率だそうだが、2色であるうえ、雌雄モザイク(半分が雌で半分が雄)というロブスターはさらに珍しく、ジェイコブさんは「レア過ぎて言葉では言い表せないくらい。これは一生に一度のレアものだよ」と笑顔を見せていた。



また今回の発見に対して、ワシントンD.C.にあるアメリカン大学の生物学教授で、甲殻類の研究を30年続けるクリストファー・タッジさん(Christopher Tudge)はこう述べた。

「私が知る限りでは、ボウイのような個体はここ15~20年ほどで3例目。自然は例外や奇妙なもので溢れているということだね。」

一方でアレックスさんは、「ボウイが持つ2つの性や2色の体は、胚の発生段階で起きた突然変異による遺伝子異常が原因だ」と明かし、「2つは別々に起きることも同時に起きることもあるが、極めて稀である」と語った。ちなみにボウイを調理すると、殻に含まれるアスタキサンチンによって他の個体と同じように赤くなるとのことだ。

珍しいロブスターの例では2021年、米メイン州南部に位置するカスコ湾で1億匹に1匹というパステルカラーのロブスターが捕獲されており、「オパールのような輝き」と注目を浴びた。



画像は『Jacob Knowles 2023年11月15日付Instagram「One of the rarest lobsters in the ocean!」、2023年11月17日付Instagram「Meet bowie!」、2023年11月24日付Instagram「Bowie the lobster part 5!」』『KRON4 2021年11月10日付「Ultra-rare cotton candy lobster caught in Maine: ‘1 in 100 million’ odds」(Images courtesy of Mark Murrell from Get Maine Lobster)』『The Sun 2021年5月26日付「CLAWS SHAVE Lobsters saved from the cooking pot when eagle-eyed shopper realises they’re among world’s rarest」(Credit: SWNS)』『Maine Center for Coastal Fisheries 2019年9月6日付Facebook「We’ve seen some pretty cool lobsters in our marine touch tank over the years, but this one might be a first!」』『Mirror 2021年4月22日付「Lucky fisherman catches rare ‘1 in 2 million’ blue lobster off Cornish coast」(Image: TomLambourn/BNPS)』『Ricky Greenhowe 2021年9月2日付Facebook「One in a million chance they say」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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