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【海外発!Breaking News】サメに襲われた20歳男性「家族に別れを告げたい」と血の海で自身を撮影(豪)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月15日 5時0分

【海外発!Breaking News】サメに襲われた20歳男性「家族に別れを告げたい」と血の海で自身を撮影(豪)<動画あり>

オーストラリア北東部クイーンズランド州のビーチで8日、20歳の男性がサメの急襲を受けた。男性は命こそ助かったものの、襲撃直後は死を覚悟し「愛する人にサヨナラを伝えたい」とカメラを回していた。そして当時の様子をInstagramに投稿したところ、大きな反響があった。豪ニュースメディア『News.com.au』などが伝えている。

イタリアの都市パルマ出身のマテオ・マリオッティさん(Matteo Mariotti、20)が8日午後、豪クイーンズランド州の「1770ビーチ」でサメに襲われた。

マテオさんは昨年11月に渡豪して仕事を始め、大学では海洋生物学を学んでいた。その日は午後4時半頃、祖父が他界したことを知り、「気晴らしが必要」と岸から遠くない場所で泳ぐことにしたという。

ところが海に入って間もなく、サメに背後から襲われたそうで、当時のことをこのように振り返った。

「海に入る時には、マスクとスノーケルを装着し、いつものように魚の写真を撮ろうとカメラを持っていったんだ。でも水中を数歩進んだ直後、脚に激痛が走ってね。サメは僕に3度も襲いかかり、脚にかぶりつくと水中に引きずり込んだんだ。」

3度目の襲撃の後、マテオさんは「このモンスターの攻撃から生きて戻ることはできないかもしれない」と死を覚悟し、「家族にサヨナラを言いたい」とアクションカメラ“GoPro(ゴープロ)”で自身の撮影を開始した。



そうして必死にもがきつつも、両手でサメの頭を掴んで大きな口をこじ開けており、なんとかサメを振り切ることができたという。ただすでにその時、「膝から下を失ってしまった」と感じていたそうで、「とにかく全速力で岸まで泳いだ。でもサメに追いつかれ、食べられてしまうのではないかと恐怖に震えていた」と当時の胸のうちを明かした。



なおこの時の動画には、マテオさんが水中でパニックに陥る様子や、岸の近くで真っ赤に染まった海水から頭を出して助けを呼ぶ姿などが映し出されており、11日にInstagramに投稿され、3日間で再生回数が75万回を超えた。

当時、岸にいてマテオさんの呼びかけに答えたのは、友人でダイビングインストラクターのトンマーゾ・アゴスティさん(Tommaso Agosti)で、マテオさんを水中から引き上げて止血し、救急隊を呼んだという。



マテオさんは足首とふくらはぎの真ん中あたりを深く噛まれ、ブリスベンの病院にヘリコプターで搬送され、膝下を切断する手術を受けた。病院には現在、イタリアから父と叔母が駆けつけており、マテオさんは1か月ほど同国に滞在して必要な治療を受けた後、イタリアに戻る予定とのことだ。

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