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【海外発!Breaking News】「泣き始めてイライラした」12歳ベビーシッターに殴られた3歳男児が重傷(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月16日 21時0分

【海外発!Breaking News】「泣き始めてイライラした」12歳ベビーシッターに殴られた3歳男児が重傷(米)<動画あり>

米インディアナ州で先月29日、3歳男児がベビーシッターA(12)に暴行を受けて重傷を負った。当時、そばに大人はおらず、Aは「泣き始めてイライラした」と語っているという。悲劇の事件の背景を英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。

インディアナ州に住むノア・ブラウン君(Noah Brown、3)が先月29日、ベビーシッターをしていた12歳の男児A(名前は明らかにされず)に暴行を受けて重傷を負った。ノア君はインディアナポリスのライリー小児病院に今も入院中で、今月15日に人工呼吸器が外れたばかりという。

ノア君の両親であるミシェル・レーンさん(Michelle Lane)とタイラー・ブラウンさん(Tyler Brown)は離婚しており、ノア君はその日、父タイラーさんの家で過ごしていた。Aはタイラーさんの義理の息子にあたり、タイラーさんが買い物に出かけている間、自分の弟(5)とノア君のベビーシッターを頼まれたそうだ。

ノア君の祖母キャンディ・キングさん(Candy King)によると、事件が起きる前のノア君はハッピーで元気いっぱいだったそうで、「活発で、人懐っこくて、周りのみんなを明るくしてくれるような、そんな子だったのに…」と述べ、肩を震わせた。

一方でAについては「怒りを抑えられない問題を抱えていたのです」と明かし、次のように語った。

「Aはノアが泣き始めたことに耐えられず、ノアをベルトで叩きのめして投げ飛ばしました。そして2段ベッドのフレームに頭をぶつけたノアはその後、壁に頭を叩きつけられ、逃げようとしてベッドの下に倒れてしまったのです。」

Aは実父に「ノアが泣き始めてイライラした」と話したそうだが、ノア君の状態は決して良いとは言えず、脳のむくみが酷く頭蓋骨の一部を外した状態で、けいれん発作も酷いという。また当時は新型コロナウイルスに感染していて体が弱っていたそうだ。



ノア君の状態については叔母がTikTokでアップデートしており、日本時間15日には医師に「目が反応していない。視力を失った可能性も考えられる」と告げられたようで、母ミシェルさんはこう述べていた。

「ノアにはもしかしたら障がいが残ってしまうかもしれず、今はとにかく奇跡を信じて祈るしかありません。ただ回復には長い時間がかかると思われ、生活の質が改善されるかどうかについての保障はないのです。」



なお今回の事件を受けて、インディアナポリス市警察はAを加重暴行、12歳未満の子供に重傷を負わせた2つの罪、個人的武器の所持などの容疑で逮捕したが、ミシェルさんは「インディアナ州に新たな法律を制定できれば」とオンライン署名サイトを立ち上げている。そして「6歳未満の子供のベビーシッターの年齢を少なくとも16歳にすること」「ベビーシッターには自分でコントロールができないような精神的疾患がないことを条件とすること」への賛同を求めている。

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