【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子が勝利した盗聴疑惑裁判に猛反論 英紙元編集長ピアース・モーガン「彼の使命は英王室を破壊することだ」
TechinsightJapan / 2023年12月17日 10時39分
ヘンリー王子が英タブロイド紙の盗聴疑惑をめぐる裁判に勝利したことを受け、ピアース・モーガンが声明を発表した。裁判で判事は、英紙『Daily Mirror』の編集長だったモーガンが当時、電話盗聴があった事実を知っていたと判断した。このことについてモーガンは「全く知らなかった」と完全否定。さらにヘンリー王子に対し、「彼の本当の使命は、妻とともに英王室を破壊することだ」と猛攻撃に出た。
ヘンリー王子は、英タブロイド紙『Daily Mirror』『Sunday Mirror』『Sunday People』の記者達が電話盗聴や欺瞞、私立探偵の利用など違法な手段で情報収集をしたとして、複数の著名人とともに新聞の発行元「Mirror Group Newspapers(以下、MGN)」を提訴していた。
現地時間15日にはロンドンの高等裁判所で判決が下され、ヘンリー王子が勝利した。ファンコート判事(Mr Justice Fancourt)は、電話盗聴や違法な情報収集による記事があったとしてMGNに対し、ヘンリー王子に14万600ポンド(約2540万円)の賠償金を支払うように命じた。
判事は、1996年以降にMGNが発行する3紙で「違法な情報収集が蔓延していた」ことや、電話盗聴が1996年に始まり1998年以降に「蔓延し常習化した」ことを断定した。
裁判で英王室作家オミッド・スコビー氏を含む複数の証人は、1995年から2004年まで英紙『Daily Mirror』の編集長を務めたピアース・モーガンが電話盗聴や違法な情報収集について知っていたという証拠を提出していた。判事は、モーガンや他の幹部達がこれらの慣行を知っていたことに「疑う余地はない」と裁定した。
この判決後、モーガンは西ロンドンにある自宅前に現れ、集まった報道陣の前で声明を読み上げた。
モーガンは自身が編集長だった当時に公開された、“違法な情報収集に関与した可能性のあるただ1本の記事”について「まったく知らない」と主張し、「私は電話盗聴をしたこともなければ、誰かに指示したこともない。それに、私が電話盗聴をしたという実際の証拠を提出した人などいない」と続けた。
そして「私は証人として呼ばれず、供述なども求められなかった」と言うと、「私は、“恨みを持つ古くからの敵”が法廷で吹聴した、私に関する多くの虚偽の申し立てに答えることができなかったのです」と述べた。
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