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【海外発!Breaking News】警告を無視したスキーヤー、雪崩に巻き込まれた緊迫の映像(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月20日 14時37分

【海外発!Breaking News】警告を無視したスキーヤー、雪崩に巻き込まれた緊迫の映像(米)<動画あり>

12月9日、米ニューハンプシャー州の山をスキーで滑走していた男性が、雪崩に巻き込まれる事故が発生した。当時、男性がスキーをしていたエリアには雪崩注意報が出されていたが、男性は友人らとともに「大丈夫そうだ」と自己判断で入山した。男性は救出されたものの、脛骨などを骨折する重傷を負ったと、米ニュースメディア『Fox News』などが報じた。

事故は今月9日午前11時35分、米ニューハンプシャー州にあるワシントン山で発生した。ワシントン山は、標高1917メートルとアメリカ北東部で最も高い山で、毎年平均25人がケガをする難易度の高い山だ。同州メリマック郡ボウ在住のドミニク・トロさん(Dominic Torro、30)は友人のアダムさん(Adam)とともに、“エアプレーン・ガリー(Airplane Gully)”と呼ばれるエリアを訪れ、バックカントリースキーを楽しんでいた。

バックカントリースキーとは、スキー場など管理された場所ではなく、自然の地形を生かしたエリアをスキーで滑るアクティビティだ。誰かが滑った形跡の無い、まっさらな雪の上を滑ることができ、大自然を間近に感じられることが魅力だが、当然ケガなどのリスクも大きくなる。

当時ワシントン山雪崩センター(Mount Washington Avalanche Center)は雪崩注意報を発令していた。しかし雪の状態を確認したドミニクさんらは「積雪は安定しているようだ」と判断し、入山してバックカントリーをスキーで滑ることにした。この軽率な自己判断が、命に関わりかねない事故に繋がった。



事故の様子は動画で撮影されており、ドミニクさんが斜面を滑り降りようとする姿が映っている。真っすぐに滑り降り、右に方向転換をして急斜面を滑り出すと、ドミニクさんの真下にあった雪が大きく分厚い塊のまま崩れてしまったのだ。当時、近くにいたアダムさんが「雪崩だ!」と叫んだと言い、ドミニクさんもその声を耳にしたものの、対処する暇はなく雪崩に身を任せるしかなかったという。

撮影者は突然のことに驚いており、すぐにドミニクさんが滑っていた斜面の方へ駆け寄ってカメラを向けたが、ドミニクさんは完全に雪崩に巻き込まれてしまったようで、その姿を確認することはできない。

ワシントン山雪崩センターがシェアしたこの動画の後半には、ドミニクさんのボディカメラの映像もあり、後ろから大量の雪に襲われたドミニクさんはバランスを崩し、非常に速いスピードで斜面を滑り落ちていく。カメラは雪に覆われてしまいはっきりとは確認できないが、ドミニクさんはしばらくの間、止まることなく斜面を滑り落ちていたようだった。

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