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【海外発!Breaking News】足指の骨と爪がない奇形を持つ18歳女性、前向きさでSNSで人気に(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年12月20日 18時19分

【海外発!Breaking News】足指の骨と爪がない奇形を持つ18歳女性、前向きさでSNSで人気に(米)<動画あり>

左足指の一部の骨や爪がない状態で誕生したことから疎外感にさいなまれてきた女性(18)はある日、自分と同じような足の少女に出会い「一人じゃない」と気付いた。女性は現在、TikTokを活用し「足の爪がないことはユニークなこと。決して恥じることではない」というメッセージを発信。多くの人をインスパイアしている。英ニュースメディア『The Daily Star』などが伝えた。

米テネシー州に住む大学生アナベル・アンダーソンさん(Annabelle Anderson、18)は、1200~1万5000人に1人の割合で発生するという「羊膜索症候群(ABS)」という疾患を持って誕生した。

ABSは母親が妊娠中、羊膜が何らかの原因で傷ついたり破れたりしてひも状(羊膜索)になり、それが胎児の頭部や四肢などに絡みつくことで起きるそうで、身体の正常な発育が制限されたり、早産や死産になることもあるという。

アナベルさんの場合は羊膜索が左足に巻き付き、足指の一部の骨や爪がないまま誕生し、両親は「将来歩くことができないのでは」と心配したそうだ。



ところがアナベルさんは、歩くことも、走ることも、ダンスをすることも問題なくできるそうで、「多くのケースでは私よりずっと症状が重い。私はラッキーだった」と述べている。



それでも足の奇形による精神的な影響は大きく、「幼い頃は孤独だったわ。だって私と同じような足を持った人を見つけることはできなかったから」と明かす。

そうして中学生になると、足の爪がない原因について同じことを繰り返し伝えることにうんざりするようになり、多くの人に作り話を聞かせていたという。

「ある女の子には『足指にピーナッツバターを塗ったら犬に食べられてしまった』と話をしたし、私が好きな他の人たちには『小さい頃に襲われたから』なんて言っていたわ」と語るアナベルさん。その結果、いつも疎外感を抱いていたそうだが、高校1年生(日本の中学3年生)の時、オンラインで自分と同じような足を持つ少女と知り合い、心の中である変化が起きたという。

アナベルさんはその時のことを次のように述べている。

「実は当時、足の爪がない少女の動画に私が何百万回もタグ付けされていたの。その足は私にそっくりで、彼女のInstagramにメッセージを送ってみたら意気投合したのよ。私のような足を持つ人は世界で一人だけと思っていたのに、双子を見つけたのだから…それはクレイジーなことだったの。」

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