【エンタがビタミン♪】令和ロマン「『M-1』最終決戦の出順は3組で相談した」に笑い飯ら驚き 順位を決めない学校教育の成果?
TechinsightJapan / 2023年12月26日 13時11分
12月24日に行われた漫才日本一決定戦『M-1グランプリ2023』(テレビ朝日系)で、優勝したのはコンビ結成5年目の令和ロマンであった。ボケの高比良くるまは29歳、ツッコミの松井ケムリは30歳と若手芸人の2人にとってチャンピオンになるのと同じくらい重要だったのは、今大会が大いに盛り上がってフィナーレを迎えることだった。
大会終了後、麒麟・川島明がMCを担当する特別番組『M-1グランプリ2023 イブより熱い大反省会!』が映像配信サービス「Lemino」で生配信された。戦いを終えたばかりのカベポスター、くらげ、さや香、真空ジェシカ、ダンビラムーチョ、マユリカ、モグライダー、ヤーレンズ、令和ロマンと敗者復活戦を制したシシガシラの計10組が自分たちの出番を振り返り、反省や裏話を語った。
最終決戦に進むことが決定した直後、令和ロマンとヤーレンズ(2位)、さや香(3位)の3組はすぐ舞台裏に集まり、話し合いで漫才を披露する順番を決めたという話に、ゲスト出演していた笑い飯、マヂカルラブリー、錦鯉の歴代『M-1』チャンピオンたちは驚く。令和ロマン・高比良くるまは、今大会の決勝ファーストラウンドが全体的に点数が出ていなかったので、誰が優勝するにしても「良くない『M-1』だった」とは絶対に言われたくなかったそうだ。さや香が最終決戦で“見せ算”ネタを披露するのは何か月も前から知っており、ヤーレンズと令和ロマンは今年1年間、毎月新ネタでのツーマンライブをやってきた仲なので、お互いの手の内は知り尽くしている。ファーストラウンドを1位で通過し、ネタ順の選択権があるさや香・新山から「俺ら、何番が良いかな」と相談されたくるまは、ヤーレンズとも話し合った末に、1番は令和ロマン、2番はヤーレンズ、3番はさや香と決まった。どの順番でネタを披露するのが一番盛り上がり、自分たちのベストパフォーマンスを見せられるのかが3組ともに最優先事項だったのだ。
「俺らの時はフットの後藤から、親指の爪かじりながら睨みつけられた」と笑い飯・西田幸治が言うと、川島明も「日本一を狙うんだから、相手にネタを教えるなんてあり得なかった」と明かしており、自分たちの時代とのあまりの違いにショックを受けた様子だ。笑い飯・哲夫は「今風だなぁ、学校教育がそっちの方になってきてるもんね」、「運動会とかも、あまり順位を決めんようなっている」と世代間のギャップを感じているようであった。
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