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【海外発!Breaking News】瀕死の赤ちゃんを口にくわえた母猫、人間に助けを求める(パキスタン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月2日 13時19分

【海外発!Breaking News】瀕死の赤ちゃんを口にくわえた母猫、人間に助けを求める(パキスタン)<動画あり>

パキスタンの非営利団体「テディ・キトゥン・レスキュー・センター(Teddy Kitten - Rescue Center)」のYouTubeチャンネルに12月24日、センターの男性スタッフと野良猫のやり取りを捉えた動画が公開され、注目を浴びている。男性が野良猫に餌をやったところ次々と子猫を連れてきたそうで、その中には意識がない赤ちゃんが含まれていた。

「鳴いている母猫が、ある男性のもとに瀕死の子猫を連れて来た。本当に信じられない!」―そんな言葉が添えられた動画が人々の心を温かくして拡散中だ。

動画はまず、口に小さな子猫をくわえた母猫が、街で餌やりをしていた「テディ・キトゥン・レスキュー・センター」の男性スタッフのそばにやってくるのを映し出す。子猫はぐったりしており、男性が子猫を手に取って健康状態をチェックするも動きはなく、母猫が心配そうに見守っている。



男性は「その母猫を見るのは初めてだった」と明かしており、母猫に餌をあげたところ、健康な子猫2匹を1匹ずつ口にくわえて連れてきたという。そこで「もしかしたら2匹以外にも子猫がいるのでは?」と近所の住民に聞いて回ると、ある男性にこう言われたのだった。

「その母猫なら今日、家の中に入ろうとやってきた。でも祖母が母猫を家に入れることを許さず、追い出したんだ。」



その後、男性スタッフが近辺に子猫が取り残されていないか調べてみると、草の陰に隠れた3匹目のきょうだいを発見した。母猫に託すと嬉しそうにしていたという。



ところがその後、驚くべき展開が待っていた。母猫は再び姿を消し、動画冒頭に登場した“意識がない子猫”を連れてきたのだ。



男性は「母猫はきっと、私たちを信頼してくれたに違いない。頭を動かし、まるで『この子を助けて!』と言っているようだった」と振り返る。子猫は別のスタッフがすぐに獣医のもとへ連れて行き、寒冷な環境に長時間晒されたことによる低体温症と診断された。そして、呼吸を楽にするための酸素吸入や体を温める措置などが行われ、奇跡的に回復したそうだ。



一方の母猫は、子猫が連れていかれるのを見て悲しそうにしていたものの、男性が餌をあげると落ち着き、他の3匹に授乳を始めた。その後、スタッフは親子をセンターの保護施設に連れていき、時間をかけて他の猫たちと合流させた。

母猫は、それまでずっと外で暮らしていたせいか新しい環境に慣れるのに時間がかかり、授乳をしなくなってしまったという。しかし時間の経過とともに落ち着きを取り戻し、今では子猫の世話をとてもよくしているそうだ。

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