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【海外発!Breaking News】ボールにしがみつき水面に浮かんで遊ぶトラ、劣悪な環境から救われた今の姿が幸せそう(タイ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月6日 12時21分

【海外発!Breaking News】ボールにしがみつき水面に浮かんで遊ぶトラ、劣悪な環境から救われた今の姿が幸せそう(タイ)<動画あり>

大型ネコ科動物のトラやライオンと言えば、獲物を捕らえる迫力ある姿がネット上で多数紹介されている。しかしこのほどタイで、大きなゴムボールにしがみついたまま池でぷかぷかと気持ちよさそうに浮いているトラの動画が公開され、人々の心を癒しているようだ。このトラは動物園から救出され、現在は野生動物を保護する施設で過ごしており、ゴムボールは施設のスタッフからクリスマスにプレゼントされたものだった。

マレーシアでジャーナリストとして活動するアカウント名「Yon」という男性が12月31日、Xに投稿した動画が注目を集めている。動画には、トラが両前足で赤いゴムボールにしがみつき、池の中で気持ちよさそうに浮いている姿が映っていた。トラはよほど気持ちがいいのか、ボールに顎をのせて目を細めている。

途中でボールが前足から滑って池に沈みそうになるも、トラはしっかりとボールを掴みなおして水面に浮いていた。その姿は、まるで温泉にでも浸かって気持ちよさそうにしているようにも見える。視聴者はトラらしくない姿に心を癒されたようで、このような声が寄せられた。

「このトラは本当に可愛いね。」
「やはり猫科の動物だから、猫のように振る舞うんだね。」
「赤いボールにしがみついている姿が可愛すぎる。きっと上手に泳げるようになるよ。」



実はこのトラ、「タイ野生生物フレンズ財団(Wildlife Friends Foundation Thailand)以下、WFFT)」に保護されたオスのベンガルトラ“マルアイ(Maruay)”で、マルアイがしがみついていたゴムボールはクリスマスプレゼントだったそうだ。

タイのペッチャブリー県にあるWFFTでは、人間に違法に捕獲されたり、サーカスや動物園などで劣悪な環境に置かれていた野生動物を保護し、自然に近い環境で動物たちを飼育している。多くの人に笑顔をもたらしたマルアイも、以前はプーケット動物園であまり良いとは言えない環境で過ごしていたようだ。

テックインサイト編集部では、マルアイが同動物園でどのような扱いを受けていたのかについてWFFTのローラさん(Laura)にうかがったところ、次のように明かしてくれた。

「マルアイは2022年にプーケット動物園から救出された9頭のうちの1頭です。マルアイたちは、この動物園でとても狭い檻の中で飼育されており、身動きできないほどの短い鎖で首を繋がれ、来園客が写真撮影するための“道具”として扱われていました。ちなみに私たちは最近、タイ北部のトラ牧場からさらに14頭のトラを救出したんですよ。」

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