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【海外発!Breaking News】スター・ウォーズならぬ“スター・ウォッシュ”の看板を掲げる洗車店 「誤解を生む」と訴訟に発展(チリ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月9日 20時55分

【海外発!Breaking News】スター・ウォーズならぬ“スター・ウォッシュ”の看板を掲げる洗車店 「誤解を生む」と訴訟に発展(チリ)<動画あり>

南米チリのある洗車店は先日、店舗名の特許の取得を行うために申請を行った。ところが、同店は映画「スター・ウォーズ」をテーマに店舗を運営しており、店名も「スター・ウォッシュ」と似た名前を付けていたため、「誤解を生みかねない」と映画の製作会社から訴訟を起こされてしまった。巨大企業との訴訟に対し、同店は争う姿勢を見せている。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。

訴えられているのは、チリの首都サンティアゴ郊外にある洗車店「スター・ウォッシュ(Star Wash)」だ。同店はその名から分かるように、映画「スター・ウォーズ」をテーマに営業している。Instagramには、一部の店員がダース・ベイダーやチューバッカなど、スター・ウォーズのキャラクターのコスプレをして洗車をする様子を紹介している。

この店名を付けた経緯について、オーナーであるマティアス・ハラさん(Matias Jara)は、「家族旅行で米国のディズニーのテーマパークへ行った時、娘が言葉遊びをしていて思いついたんです」と明かしている。



そしてマティアスさんは先日、店名「スター・ウォッシュ」の特許を取得するために申請を行ったが、スター・ウォーズの製作会社でウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社である“ルーカスフィルム(Lucasfilm Ltd.)”は、「提携会社であると誤解を生みかねない」として特許の申請に異議を申し立てる訴訟を起こした。

現在、マティアスさんは弁護士を立ててルーカスフィルムと法廷で争っており、「店舗名は映画のタイトルとは異なっており、混同を招くことはありません。また、映画のタイトルの著作権は、おもちゃや家具、ノンアルコール飲料などを対象にしていますが、洗車は対象になっていません」と反論している。

「うちは中小企業で、訴訟の費用など予算に組んでいませんでしたから、大きな影響が出ていますよ」と訴訟費用に頭を悩ませているマティアスさんは、「私たちは映画を作ったり、グッズを販売したりしているわけではありません」と訴えた。

巨大企業と訴訟に発展してしまったが、マティアスさんは正面から闘う姿勢を見せており、スター・ウォーズシリーズのテレビドラマ作品『マンダロリアン』で主人公ディン・ジャリンを演じたチリ出身の俳優ペドロ・パスカルさん(Pedro Pascal)のそっくりさんを雇い、地元のショッピングモールで今回の訴訟の認知度を高めようと活動を行った。

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