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【イタすぎるセレブ達】フランスの「聖なる怪物」超大物俳優ジェラール・ドパルデュー(75)複数女性への性加害で告訴される

TechinsightJapan / 2024年1月10日 18時34分



そして今回の『Complément d'enquête』の放送を受け、12月19日、スペインのジャーナリスト兼作家のルース・バザ(Ruth Baza、51)が、1995年にジェラール・ドパルデューから性的暴行を受けたとし、強姦罪で告訴したと『AFP通信』に語った。

ルース・バザは、1995年10月12日にパリで雑誌『Cinemanía』のためドパルデューにインタビューした際にレイプされたと主張。昨年12月14日にスペイン警察に告訴状を提出したと語った。当時23歳だったルースは、ドパルデューから“同意のない性行為”を強要されたという。今回の告訴により、2018年以降、ジェラール・ドパルデューが性的暴行で訴えられるのは3度目となる。

法的には、ルース・バザの告発はフランスでは時効となる。ルースは30年近く前の被害を今になって告発したいきさつについて、『Complément d'enquête』の報道を知り、「記憶がフラッシュバックした」と明かしている。さらに自らが被害を名乗り出ることにより、「他の人々の助けになれば」と告訴を決意した理由について述べている。

ジェラール・ドパルデューは、2020年にも女優シャルロット・アルヌールに対し性的暴行を行ったとして強姦容疑で捜査を受けている。ドパルデューは容疑を否認している。

「フランス映画の聖なる怪物」と称されたジェラール・ドパルデュー。フランス国内では「破天荒が売り」と言われた超大物俳優であり、エマニュエル・マクロン大統領までが彼を養護するなどその影響は政界にまで及ぶ事態となっている。今後の公的捜査に注目したい。
(TechinsightJapan編集部 リエコ)

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