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【海外発!Breaking News】19歳妊婦を殺害、胎児を取り出した母を手助けした娘に懲役30年(米)

TechinsightJapan / 2024年1月11日 13時8分

【海外発!Breaking News】19歳妊婦を殺害、胎児を取り出した母を手助けした娘に懲役30年(米)

米イリノイ州シカゴの刑事裁判所で今月8日、2019年の妊婦殺害事件に関与したとしてデザレイ・フィゲロア(Desiree Figueroa、29)に懲役30年の有罪判決が言い渡された。裁判では事件の詳細が明らかにされ、衝撃が広がっている。地元ニュースメディア『Chicago Sun-Times』などが伝えた。

米イリノイ州シカゴで2019年4月23日、当時妊娠9か月だったマーレン・オチョア=ロペスさん(Marlen Ochoa-Lopez、19)が、クラリサ・フィゲロア(Clarisa Figueroa)にケーブルで絞殺された。クラリサはマーレンさんの腹部を切り裂いて赤ちゃんを取り出し、約2週間後に逮捕された。

この事件では、クラリサの娘デザレイがマーレンさんの殺害を助けたとして第一級殺人罪などに問われ、今年1月8日の裁判で懲役30年の有罪判決が下された。クラリサの裁判は今月26日に予定されており、デザレイは母の犯行について公判協力を約束する司法取引に合意。今回の判決に至った。

マーレンさんは2019年3月、妊婦が参加するFacebookページでクラリサと知り合い、同年4月1日に「子供服を無料で提供するから」と親子の自宅に招待され、再び訪れた23日に殺害された。



検察によると、クラリサは2018年、20歳だった息子を亡くしており、その年の10月には「妊娠した」と家族に嘘をついていたという。そしてマーレンさんが初めてやって来た4月1日の前には、娘に「殺害の手伝いをするように」と持ちかけ、3週間後に犯行に及んだのだった。

クラリサはその日、デザレイがマーレンさんに亡き息子のアルバムを見せている最中に背後から忍び寄り、ケーブルで首を絞めていた。しかしマーレンさんは、ケーブルの下に手を入れて抵抗。これを見たクラリサは「あんたはちゃんと仕事をしていない」と娘を怒鳴りつけたそうで、デザレイがマーレンさんの指を一本ずつケーブルから引き離していったという。



マーレンさんは数分後に抵抗を止め、クラリサはその後、娘が持ってきた肉切りナイフでマーレンさんの腹部を切り裂き、赤ちゃんを取り出した。また、遺体はビニール袋に入れ、家の外のゴミ箱に捨てていた。さらに、警察には「自宅で男児を出産したが息をしていない」と緊急通報。男児は搬送先の病院で生命維持装置に繋がれたものの、脳の損傷がひどく、約2か月後の6月14日に息を引き取った。

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