【イタすぎるセレブ達】エリザベス女王が息を引き取った瞬間 その詳細を記したメモの内容が明らかに
TechinsightJapan / 2024年1月14日 10時31分
エリザベス女王が息を引き取った瞬間の詳細を、私設秘書によって記録されていたことが明らかになった。チャールズ国王に関する新たな伝記本では、王立公文書館に保管されている文書の内容が公になっているという。同著には、女王の崩御直後、赤い箱からチャールズ皇太子(当時)に宛てた手紙が発見されたことも記されている。
エリザベス女王は2022年9月8日、夏季休暇で滞在中だったスコットランドのバルモラル城で崩御した。96歳だった。女王のもとにはチャールズ皇太子(以下、当時)とアン王女が駆けつけ、母の最期を看取った。
女王は老衰のためベッドで静かに亡くなったが、その瞬間が王室のシニアスタッフによって細かく記録されていたことが判明した。
英メディア『Daily Mail Online』は現地時間12日、王室伝記作家ロバート・ハードマン著によるチャールズ国王の新たな伝記本『Charles III: New King, New Court』の一部を掲載した。
同著では、エリザベス女王の私設秘書だったエドワード・ヤング卿が、女王が旅立つ瞬間についてこのように記しているという。
「とても安らかだった。眠りながら、静かに旅立った。老衰。彼女は何も感じなかっただろう。痛みさえも。」
女王が崩御する歴史的な瞬間を記した文書は王立公文書館に保管されており、これまで公表されることはなかった。
同著ではこのほか、エドワード卿が女王の最期に関するメモを記した直後に起こった出来事も綴られている。その内容とは、女王の臨終の際に発見された鍵のかかった“赤い箱”を、フットマン(男性使用人)が持ってきた時を回想したものだ。
赤い箱とは、君主のもとに毎日届けられる公的文書が入ったものだ。女王は即位して70年以上、この箱とともに公務を続けた。
フットマンが持ってきた赤い箱を王室スタッフが開けると、中には封印された2通の手紙が入っていた。1通は女王の相続人である息子チャールズ皇太子、もう1通はエドワード卿に宛てたものだったという。
手紙の内容については公にされていないが、女王はすでに人生の終わりが近づいていることを悟っていたようだ。
同著によると、箱の中には女王にとって最後となる書類と勅命も入っていた。その内容は、英国と英連邦全土で特別に功労のあった人物に贈られる「メリット勲章(Order of Merit)」の候補者を選ぶというものだったという。
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