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【海外発!Breaking News】ワラビーを半分飲み込んだ“欲張り”なニシキヘビ、大きすぎて吐き出す(豪)

TechinsightJapan / 2024年1月16日 16時26分

【海外発!Breaking News】ワラビーを半分飲み込んだ“欲張り”なニシキヘビ、大きすぎて吐き出す(豪)

空腹時に買い物に行って買いすぎてしまったり、レストランに行って注文しすぎてしまったという経験をしたことはあるだろうか? このたびオーストラリアで、ヘビがワラビーを途中まで飲み込んだものの、大きすぎて吐き出す姿が捉えられ、注目を集めている。欲張りすぎたヘビの話題を豪ニュースメディア『Yahoo Australia』が伝えた。

豪クイーンズランド州に住むジェレミー・デ・ハーンさん(Jeremy De Haan)は、同州タウンズビルを拠点に「ジェレミーズ・レプタイル・リロケーションズ・タウンズビル」を経営している。専門はヘビを中心とした爬虫類の捕獲で、Facebookに最近「大きなヘビがワラビーを食べている」というメッセージを受け取り、現場へ向かった。

現場はタウンズビルからかなり離れたパルマ地区のクリスタル・クリーク辺りで、ジェレミーさんが車で50分かけて到着すると、ヘビはすでにワラビーの体の半分を飲み込んでいたという。個体は無毒で100以上の歯を持つことで知られるアメジストニシキヘビで、全長は3~6メートル、大きいものでは8メートルを超えるそうだが、ワラビーを襲ったのは体長3.3メートル、体重8~10キロと小さかった。



そこでジェレミーさんは「あの個体がワラビーを丸ごと飲み込むのは無理だろう」と思いつつも、ヘビが食事を終えるのを待つことにした。

ジェレミーさんによると、ヘビは食事中に邪魔されると獲物への締めつけを緩めてしまうそうで、このように説明した。

「もし私がヘビに触ったら、ヘビの食事だけでなく、ワラビーの命も無駄にすることになる。だから私はただ座って見ていることにしたんだ。ただ残念なことに、ヘビは欲張りすぎたようでね。ワラビーはあのヘビには大きすぎたんだ。ヘビはワラビーの体の最も太い部位さえ飲み込んでいなかったからね。」

「そしてそのことに気付いたヘビは、ワラビーを半分飲み込んだところで諦めた。もし、あのヘビがワラビーを飲み込むことができたとしても、消化するには大きすぎるし、逆にヘビが死んでしまう可能性もあったからね。」



そうしてヘビはワラビーを吐き出し始めたそうで、ジェレミーさんは全て吐き出すのを待って捕獲した。現場近くには、ニワトリ、カモ、子犬などのペットがいて襲われる可能性が高いため、そこから数キロ離れたサトウキビ畑に、畑主の許可を得たうえで放したそうだ。



「仕事柄、大きなカーペットニシキヘビがポッサムなどを飲み込むのは見たことがあるよ」と明かすジェレミーさんだが、ワラビーはヘビが飲み込もうとした獲物の中ではこれまでで最大だったそうで、「スネークキャッチャーとして毎日ヘビの対応をしているけど、今回はとても興味深く見せてもらったよ」と述べていた。

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