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【海外発!Breaking News】相次ぐ万引きに苦悩する店主 犯人をネットに晒すアイディアが効果抜群(英)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月21日 17時35分



万引きをしている女性の顔はハッキリと映っているため、これがSNS上に投稿されたことは大きな衝撃を人々に、そして何よりも犯人に与えたようだ。この策を講じた結果、見事に万引きの件数は減ったという。さらに、映像を見た犯人のうち4~5人が謝罪をしに店に戻って来たそうで、「犯人は謝罪をして、『動画を削除してほしい』と言っています。これだけ恥をかけば、二度と同じことはしないでしょうね」とダニーさんは満足げに話している。

ダニーさんは、「お客さんのほとんどは素晴らしい人たちで、『SNSに載りたくないからお金を払うよ』と冗談を言って一緒に笑っていますよ。しかし、万引きする人は麻薬依存者から身なりの良い人まで様々で、先日は老婦人が万引きをしていました。警察は無関心ですよ。万引きは軽犯罪なので、優先順位が高くないことは理解していますが、日に日に悪化しています。これだけの数が発生していれば軽犯罪とは呼べないですよ。向かいの薬局も同じ被害に遭っています」と訴えた。

ダニーさんの店があるダドリー通りでは、多くの店が万引き被害に悩まされているという。「私たちは商売を続けるため懸命に働いていますし、盗みは許されません。今、他の店主たちも同じ対策ができるように、この地域全体の専用ページを作ろうと話し合っています。うちの店で万引きができないと分かれば、近くの店で万引きが起こってしまいますからね。警察が動いてくれないので、自分たちで解決しようと試みています」と、ダニーさんは地域ぐるみで万引き対策に乗り出している。

こうした現状にウェスト・ミッドランズ警察は、「万引きがあらゆる規模のビジネスに影響することは、十分に理解しています。万引きは生活に影響を与える犯罪です。私たちは万引き被害を減らすために全力を注いでおり、犯人を特定、逮捕するための活動とともに、小売店のあるエリアのパトロールを定期的に実施しています」とコメントしている。

なお、テックインサイト編集部ではダニーさんに、「犯行の様子をSNSに公開してからは万引き被害が減少したようだが、他にこの対策が店舗に与えた影響について」や「地域全体の万引き対策の取り組みは具体的にどこまで進んだのか」をうかがうべく取材を申し入れている。

ちなみに過去には、私有地の芝生を勝手に横切る人々にうんざりした家主が、スプリンクラーで独自の制裁を加え、その様子を捉えた動画が話題を呼んでいた。

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