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【海外発!Breaking News】極寒の屋外リンクで楽しそうにアイスダンスを踊る77歳カップル、心が温まる情景と話題に(ハンガリー)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年1月21日 5時0分

マーラさんは子供の頃からスケートをしていたという。父親がハンガリーのすべてのスケートリンクの冷却装置を設計した技師であったため、彼女は常に氷のそばで育ってきたが、足首の問題でやめざるを得なくなり、以来40年間スケート靴をフックに掛けたままだった。

しかしリタイア後、自分の情熱を取り戻すことを決心して、「ヴァーロシュリゲット・アイスダンス・サークル」に参加し、完全に夢中になった。

一方でラースローさんは10歳の時、アイススケートにハマったそうだ。アイスリンクの管理人の仕事に就いたいとこを手伝う代わりに、スケートをさせてもらったという。しかし彼も、30歳で自分の将来を築き始めた時にスケート靴を置くことにした。

ラースローさんは、「妻を亡くした悲しみを氷の上で忘れようと、再びスケート靴を手に取りました。その時から、マーラと私は踊り始めました。ワルツが私たちを結び付け、そして私はマーラの手を離すことができないと感じました」と振り返る。

似たようなスケートの経歴と死別を互いに乗り越えて、アイスダンスを踊ることに生きがいを見出した2人には、スケートそしてダンスは“本物の薬”となっている。

普段はお互いに不平不満を言いあったりもするが、スケートをしているときは、まるで20歳のような気分になり生き生きとするそうだ。



さらにマーラさんは、「ラースローはがんと闘い、すでに数回の手術を受けているため、アイススケートは文字通り治療法なんですよ」と『nlc』のインタビューで打ち明けており、ラースローさんもこのように語っている。

「自分が病気だと分かったのは、本格的にスケートを再開した時でした。私はできるかぎり氷の上に出続けることに人生を賭けてきました。精神的に癒されますから。」
「氷から降りた時にもらえる拍手や優しい言葉ほど素晴らしいものはないんです。」



そんな2人の純粋なスケート愛とダンスは、多くのSNSユーザーの心の琴線に触れ、以下のようなコメントが多数寄せられた。

「どうして私、泣いているのかしら?」
「心が温まるわ。私もいつかこんな風になりたい。」
「なぜか泣けてくる。とっても素敵。」
「2024年、地球上のすべての人々がこの平穏なひと時を享受していることを祈ります。」

セカンドライフに色どりを与えてくれるような、素晴らしいパートナーに巡り合えた人は、マーラさんとラースローさんだけではない。米ニュージャージー州では昨年、93歳の男性が64年前に出会った女性にやっとプロポーズし、晴れて結婚することになった。

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