【海外発!Breaking News】「黒くなって腐り落ちた」トルコで乳房リフト手術を受けた女性の悪夢(英)
TechinsightJapan / 2024年1月24日 5時0分
自分の乳房の形が気に入らなかった22歳の女性は今月中旬、費用が安いトルコで乳房リフト手術を受けた。しかし女性は術後、激痛に悶え苦しみ、乳首が壊死してしまったという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
英ウェスト・ヨークシャー、ハリファクスに住む1児の母クロエ・ローズさん(Chloe Rose、22)は15日、乳房リフト手術を受けるためトルコに飛んだ。この手術は伸びた皮膚を切除して下垂した乳房を持ち上げるもので、クロエさんは翌16日の手術に約52万6000円(2800ポンド)を支払った。
ところが約4時間の手術後、酷い痛みで目覚めたクロエさんはショック状態に陥って震え出し、すぐに自身の身体の異常に気付いたという。
クロエさんの姉コレット・ピカリングさん(Collette Pickering)は、「『手術は簡単で45分で済む』と言われていたわ。でも医師は、妹の乳房の皮膚を切除し過ぎたの」と主張する。そして患部の血流が止まり、乳首の細胞や組織が損傷を受けて壊死を起こしたという。また、医師らは創傷被覆材(ドレッシング材)を交換する際に、手袋やマスク、ガウンなどの個人防護具を全く着用していなかったか、きちんと着用しておらず、これが症状を悪化させたようだ。
さらに医師はその後、しっかりと目覚めているクロエさんの乳房の縫合個所を痛み止めなしで、手術用ブレードを使って切り開き、傷口の半分だけを縫い合わせ、半分は開いた状態のまま放置した。また、胸には血液や膿などを体外に排出するドレーン(管)が挿入された。驚くことに病院側は、家族らが英国大使館に連絡するまで抗生物質の投与さえ行っておらず、クロエさんの乳首は時間とともに黒く変色して腐り落ちた。
しかしながら医師は医療過誤については認めず、病院側は「これ以上病院に留まるのであれば、さらに入院費用を払うように」と主張。コレットさんは19日、クラウドファンディングサイト「GoFundMe」にアカウントを設置し、イギリスに帰国するためのエアアンビュランス費用約282万円(1万5000ポンド)の寄付を募った。
クロエさんとイスタンブールで一緒だったという友人のレイチェル・ミュシャさん(Rachel Mucha)によると、クロエさんは自分の胸の形が嫌いで、イギリスよりも手術代が安いトルコで「より満足できる自分になりたい」と手術を受けることにしたという。しかし医師が「手術は上手くいった」と主張する一方で、クロエさんは術後に激痛で泣き叫び、「このまま死んでしまうのでは」と恐怖に震えていたそうだ。
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