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【海外発!Breaking News】頭に銃撃を受けたまま4日間過ごしていた男性「石が当たったと思った」(ブラジル)

TechinsightJapan / 2024年1月24日 16時46分

【海外発!Breaking News】頭に銃撃を受けたまま4日間過ごしていた男性「石が当たったと思った」(ブラジル)

ブラジル在住のある男性は先日、右腕が痙攣する症状に見舞われて病院を訪れたところ、頭部に銃弾が見つかった。男性は4日ほど前に何かが頭部にぶつかった衝撃を感じたことを覚えていたが、「石が当たった」と思っており、銃撃されたことに気付いていなかった。担当医は「あと数ミリでもずれていたら、腕や身体が麻痺していた」と話しているという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

ブラジル南東部リオデジャネイロ州カボ・フリオにあるビーチで先月31日、あるパーティーが行われた。パーティー好きだというマテウス・ファシオさん(Mateus Facio、21)はその日、友人らと一緒に参加したところ、頭に何かがぶつかったような衝撃を感じた。

「誰かが悪ふざけして石を投げたのだと思いました」と振り返るマテウスさんだったが、その頭部は出血していたという。一緒にいたグループの中に医師がいたため、止血して傷口に氷を当てる応急処置をしてくれたそうだ。

その後、血が止まったためマテウスさんは再びパーティーに合流し、傷のことを忘れてしまった。翌日には海で泳いだりして楽しみ、今月2日に自宅のあるミナスジェライス州ジュイス・デ・フォラ市へ運転して帰宅することになった。しかしその途中、マテウスさんは自身の身体に異変を感じた。

「仮眠を取ろうとしたのですが、腕がおかしくなったような感覚がしたんです。指は動かせるのですが、物を持てるような状態ではありませんでした」とマテウスさんは当時の異変を振り返っている。通常なら4時間半ほどで到着する距離だったが、休憩しながら運転したため7時間もかかった。

帰宅後はしばらく様子を見ていたが、今月4日になると右腕が痙攣して垂れ下がるような状態となり、不安を覚えたマテウスさんはすぐに病院へ向かった。そして一通り検査を終えると、脳神経外科医のフラビオ・ファルコメタ医師(Flávio Falcometa)から、「頭に9ミリの弾丸があります」と衝撃の事実を告げられた。



フラビオ医師によると、弾丸は脳内の右腕の動きを制御する部位に近い場所にあり、その部位を圧迫していたため、マテウスさんの右腕が痙攣していたそうだ。「弾丸があと数ミリでもずれていたら、腕や全身が麻痺してしまうなど、より深刻な症状が起きていた可能性もあったため、マテウスさんは非常に幸運だと思います」とフラビオ医師は話している。

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