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【海外発!Breaking News】死亡宣告された80歳男性 救急車に乗せられて走行中、道路のくぼみによる衝撃で息を吹き返す(印)

TechinsightJapan / 2024年1月30日 14時33分

【海外発!Breaking News】死亡宣告された80歳男性 救急車に乗せられて走行中、道路のくぼみによる衝撃で息を吹き返す(印)

道路にできた亀裂や「ポットホール」と呼ばれる穴やくぼみなどは大きな事故に繋がるため、行政の迅速な対応が求められるが、インドでは道路のポットホールがひとりの男性の命を救った。男性は医師によって死亡が確認されたものの、救急車に乗せられて走行中、ポットホールにぶつかった衝撃で心臓が再び鼓動し始めたという。インドのニュースメディア『Indiatimes.com』などが報じた。

印ハリヤナ州で現地時間11日、入院先の病院で死亡宣告を受けた80歳の男性が、その数時間後に息を吹き返したことで人々を驚かせている。この男性は地元に住むダルシャン・シン・ブラルさん(Darshan Singh Brar)で、数日前にアッサム州ペーシャラにある病院に入院して治療を受けていた。

ダルシャンさんは重度の胸部感染症と診断され、持病があった心臓にも負担がかかり、人工呼吸器をつけなければならない状態まで体調が悪化してしまった。そして心拍が停止し、医師は家族にダルシャンさんの死亡を伝えた。

その後、孫であるバルワン・シンさん(Balwan Singh)はダルシャンさんが亡くなったと連絡を受け、病院の近くに住んでいたバルワンさんの兄弟が午前9時頃にダルシャンさんの遺体を救急車に乗せ、病院から約100キロ離れたダルシャンさんの故郷で、葬儀の場所となるハリヤナ州ニッシングへ向かうこととなった。バルワンさんは翌日にこう語っている。

「ペーシャラにいる兄弟から祖父が亡くなったと知らされ、兄弟は祖父の葬儀を行うためニッシングまで救急車で祖父を送り届ける予定でいました。私たちは親戚や祖父を知る地元の人たちにも彼の死を知らせており、葬儀場にはすでに人が集まっていました。テントが張られた会場では弔問客のために食事も用意され、火葬するための薪も用意していたのです。」

ところが、ハリヤナ州カイタル地区のあたりまで来た時、救急車のタイヤが道路のポットホールに激しくぶつかり、車体は大きな衝撃を受けた。その後、バルワンさんの兄弟は亡くなったはずのダルシャンさんの手が動いていることに気づいた。

驚いた兄弟がダルシャンさんの心音を確認したところ、心臓が鼓動していることが分かった。すぐに救急車の運転手に知らせて最寄りの病院へ向かってもらい、医師はダルシャンさんが生きていることを確認した。その後、ダルシャンさんは同州カルナール県にあるNPラワール病院(NP Rawal Hospital)で治療を受けているそうで、バルワンさんはこのように明かしている。

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