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【海外発!Breaking News】スキー場で捜索願が出された女性、ゴンドラに15時間も閉じ込められていた(米)

TechinsightJapan / 2024年2月1日 8時52分

【海外発!Breaking News】スキー場で捜索願が出された女性、ゴンドラに15時間も閉じ込められていた(米)

1月25日、アメリカのスキー場を訪れていた女性がゴンドラに乗って下山したところ、突然ゴンドラが停止した。その後、女性は氷点下の寒さに耐えながら一晩をゴンドラの中で過ごす羽目になったが、一緒に来ていた友人らは女性を心配して捜索願を出していたという。米カリフォルニア州のテレビ局『KCRA』などが伝えた。

スペイン在住のモニカ・ラッソーさん(Monica Laso、40)は1月25日、米カリフォルニア州エルドラド郡のタホ湖周辺エリアにあるスキー場「ヘブンリー・マウンテン・リゾート」を友人らとともに訪れていた。

スノーボードを楽しんでいたモニカさんだったが疲れが出てしまい、山の中腹まで来たものの、ふもとまで滑り降りる元気がなかったという。そこで近くのスタッフに尋ねると、ゴンドラで下山できることが分かり、ゴンドラの乗り場に案内してもらった。

午後4時58分にゴンドラに乗り込み、あとは下山するだけだと思っていたモニカさんだったが、ゴンドラが出発してから2分ほど経つと突然停止してしまった。たった1人でゴンドラの中に閉じ込められてしまったモニカさんは、「携帯電話やライトは持っていなかったんです」と当時の状況を説明している。

ゴンドラは動き出す気配を見せず、友人に連絡することもできなかったモニカさんは、ゴンドラの遥か下をスタッフらが通るたびに大声で叫んで助けを求めた。「声が出なくなるまで必死に叫びました」とモニカさんは話しており、誰かに気付いてもらおうと叫び続けたが、その声は誰にも届かなかったそうだ。

その頃、友人らはふもとでモニカさんを待っていたが、彼女がなかなか来なかったことからエルドラド郡保安官事務所に捜索願を出した。友人らは行方不明になったモニカさんの身を案じ、不安な夜を過ごしたという。

そして翌朝、スキー場の営業開始とともにスタッフがゴンドラを稼働させると、そのゴンドラからモニカさんが現れた。ここでようやく、モニカさんがゴンドラの中に閉じ込められていたことが判明したのだ。

モニカさんがゴンドラに乗り込んでから救出されるまで、約15時間も経過していた。当時、夜の気温はマイナス5度を記録しており、モニカさんはゴンドラの中で手足をこすって寒さをしのいでいたそうだ。




サウス・レイク・タホ消防署は、午前8時半に保安官からの連絡を受けて現場に駆けつけた。隊員はモニカさんの健康状態を確認して病院へ搬送しようとしたが、モニカさんが断ったと報道されている。

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