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【海外発!Breaking News】週1回歯科医院に勤務し、患者をリラックスさせる犬 6か月先まで予約はいっぱい(米)

TechinsightJapan / 2024年2月5日 19時3分

【海外発!Breaking News】週1回歯科医院に勤務し、患者をリラックスさせる犬 6か月先まで予約はいっぱい(米)

米ミネソタ州の歯科医院には週1回、メスのゴールデンドゥードル“オリー(Ollie、4)”が勤務する。オリーの仕事は“患者をリラックスさせること”だそうで、院内でのオリーの評判はすこぶる良いようだ。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

ミネソタ州ミネアポリスの歯科医院「J&Dデンタル」には週1回、歯科衛生士エイプリル・クラインさん(April Kline、47)の飼い犬オリーが勤務する。

エイプリルさんがオリーを飼い始めたのは同院が一時的に閉鎖していたコロナ禍で、まだ子犬だった。「人が大好き」というオリーが働くきっかけとなったのは、エイプリルさんの夫と娘2人が歯のクリーニングのために同院を訪れたことで、オリーも一緒に連れてきたという。

エイプリルさんは、当時のことをこのように振り返る。

「オリーはその日、『家族のみんなは椅子に座って何をしているのだろう?』ととても興味深そうにしていたわ。そして夫が横になっている椅子の上に飛び上がると、信じられないことにそこで寝てしまったの。歯のクリーニングの音などは全く気にせずにね。そのおかげで、普段は不安そうにしている夫が随分リラックスできたのよ。」

その後、エイプリルさんが当時の写真をSNSでシェアすると、数人の患者から「次の予約の時に、オリーと一緒に診察してもらうことはできる?」という質問が舞い込み、今では週1回、一日に8人の患者の付き添いをしている。なんとオリーの予約は6か月先までいっぱいだそうで、エイプリルさんはこう語っている。

「オリーはとてもまったりした性格でね。患者の脚の間に体をうずめ、胸に頭を置いて寝てしまうことがほとんどなの。患者は体重約36キロ(80ポンド)のオリーを、温かくて重みがあるブランケットのように感じているようよ。ただ、中には『隣に座っていて欲しい』という人もいてね。そんな時は、オリーのことを時々撫でてもらえれば大丈夫。オリーはノンストップで撫でられるととても喜ぶの。」



そんなオリーに対して同院のオーナー、ジェニファー・ハーバートさん(Jennifer Herbert、51)は「オリーは患者を精神的にサポートしてくれているの。オリーがいるだけでオフィス全体の雰囲気が明るくなり、ほとんどの患者が『人生の中で最高の日だった』などと喜んでくれるのよ。それに、オリーと一緒だと鎮静剤さえいらなくなるようよ」と笑顔を見せる。

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