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【海外発!Breaking News】ヘビのレントゲン写真に写ったキレイな球体 卵と勘違いして飲み込んだものに驚き(米)

TechinsightJapan / 2024年2月8日 12時57分

【海外発!Breaking News】ヘビのレントゲン写真に写ったキレイな球体 卵と勘違いして飲み込んだものに驚き(米)

アメリカの野生動物保護センターに先日、異物を飲み込んでしまったヘビが運ばれてきた。その体の一部が丸く膨れ上がっており、レントゲン写真を撮影すると、キレイな球体が写し出された。ヘビは卵と勘違いしてこの物体を飲み込んだようで、体の一部が裂けて物体の一部が外に露出していた。野生動物保護センターのスタッフは、「我々が知る限り、初めてのことです」と驚いているという。米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。

米メリーランド州ゲイザースバーグにある野生動物保護センター「Second Chance Wildlife Center(以下、SCWC)」が先月25日、Instagramに1匹の「イースタン・ラット・スネーク」が運ばれてきたことを報告した。イースタン・ラット・スネークは「全米野生生物連盟(NWF)」のウェブサイトによると、主に米国のコネチカット州、サウスカロライナ州、カンザス州、オクラホマ州に生息し、体長1~2メートルで背中に光沢のある黒い鱗を持つ無毒のヘビという。このヘビは、異物を飲み込んでから体内で消化できずに長時間が経過し、体が破れて異物の一部がむき出しの状態になっていた。

当時のイースタン・ラット・スネークを撮影した写真には、体の一部が裂け、そこからクリーム色の物体が確認できる。SCWCのスタッフらがレントゲン撮影を行うと、直径がヘビの体のサイズを超える球体が写し出された。



クリーム色で表面が滑らかだったことから卵のように見えたが、SCWCのランス獣医(Lance)が手術で取り出してみると、マニュアル車の運転の際に使用される、シフトレバーの先の球体が出てきた。



まさか車の部品の一部がヘビの体内から出てくるとは思わず、手術チームは目を丸くしたという。「イースタン・ラット・スネークはニワトリの卵をよく食べるので、ゴルフボールなどを間違えて飲み込んでしまったという記録は過去にもあります。しかし、シフトレバーの先端を飲み込んでしまったというのは、我々が知る限り、初めてのことです」と、予想外の物体にSCWCも驚いている。



異物を飲み込んで体が裂けてしまったイースタン・ラット・スネークは、獣医に裂け目を縫合してもらい治療を受けた。SCWCは、「回復するまでの間、輸液療法や疼痛管理、抗生物質の投与や傷口のケアを行いました。手術を終えてからすぐにヘビは少量の食事を摂り始め、6週間後にはランス獣医が抜糸をしました。傷が治ったことで、ヘビは徐々に普通の食事量に戻ってきています」とその経過を説明した。

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