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【海外発!Breaking News】世界で2番目に有毒なヘビに首を絞められた猫 「アドレナリンが放出された」飼い主が救う(豪)

TechinsightJapan / 2024年2月7日 11時32分

【海外発!Breaking News】世界で2番目に有毒なヘビに首を絞められた猫 「アドレナリンが放出された」飼い主が救う(豪)

オーストラリア東部に生息し、小さめながらも世界で2番目に強力な毒を有すると言われる「イースタンブラウンスネーク」。そんなヘビに猫が首を絞められているのを目の当たりにした飼い主の女性は、自ら猛毒のヘビを撃退した。女性は当時、アドレナリンが放出されていたという。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。

豪北東部クイーンズランド州ブリスベンに住むレベッカ・デインズさん(Rebecca Daynes)は先月31日、同国のヘビの識別サービスを行うFacebookグループ「Snake Identification Australia」に、ヘビに襲われた飼い猫の写真を投稿した。

襲ったのは強力な神経毒を持つことで知られる「イースタンブラウンスネーク」で、猫の首に二重に巻きついていた。

写真の猫は背中を丸めて下を向き、首をきつく絞められて苦しそうにしており、レベッカさんはこの投稿に「非常に恐ろしい経験だった」と言葉を添えた。そして「幸いなことに、猫もヘビもこの闘いを生き抜いた」と明かし、こう述べた。

「この件が起きてから24時間ほどしか経過していない。でも私たちの猫には異常が見られず、苦しんでいる様子もない。油断はできないけれど、希望を持っているわ。」



レベッカさんによると、飼い猫は老齢で衰弱しており、脳腫瘍のために動きが鈍く、家の外に出ることはあまりないという。それでも一度外に出ると太陽の下にまったりと寝そべり、誰かがドアを開けてくれるのをジッと待っているそうだ。

そのためレベッカさんは、「ヘビが猫のそばを這っていったのだろう」と推測。Facebookの投稿には、「ヘビが猫の首に巻きついたのは自分を守るため。きっと猫が先に攻撃したに違いない」というコメントが寄せられた。

恐ろしいことに、猫の首に巻きつく“毒ヘビ”を引き離したのはレベッカさん本人だったそうで、キッチントングを使ったという。

レベッカさんは当時のことをこのように振り返った。

「実はあの時、私はアドレナリンが大量に放出されていたの。でも今思えば、これまでの人生の中で最も愚かなことをしたと思っているわ。」

「私も猫も、ヘビに噛まれなくて本当に良かった。」

豪自然保護区「Billabong Sanctuary」のホームページによると、イースタンブラウンスネークは平均体長1.5メートルと小さいものの、同じくオーストラリアに生息するインランドタイパンに次ぐ、世界で2番目に強力な毒を持つという。またヘビの研究で知られるブライアン・フライ博士(Dr. Bryan Fry)は、「イースタンブラウンスネークは人間を世界最速で死に至らしめる毒を持っている」と指摘。レベッカさんが無事だったことを「奇跡としか言いようがない」と述べていた。

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