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【海外発!Breaking News】13頭のピットブルのブリーダー、血まみれで死亡「闘犬として育て襲われたか」(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年2月22日 5時0分

【海外発!Breaking News】13頭のピットブルのブリーダー、血まみれで死亡「闘犬として育て襲われたか」(米)<動画あり>

米カリフォルニア州南部の町で今月16日、35歳の男性が自宅裏庭で飼い犬に襲われ死亡した。当局は裏庭にいたピットブル13頭を捕獲しており、男性はブリーダーをしていたようだという。米ニュースメディア『FOX 11 Los Angeles』などが伝えた。

カリフォルニア州南部コンプトンに住むドミニク・クーパーさん(Dominic Cooper、35)が16日午前7時10分頃、自宅の裏庭で死亡しているのが発見された。ドミニクさんと連絡が取れなくなったことを心配した恋人が自宅を訪れ、ロサンゼルス郡保安官事務所に「飼い犬に襲われたようだ」と通報したことがきっかけだった。

地元テレビ局『KTLA』が空から撮影した映像では、裏庭に複数の大型ケージが設置されているのが分かり、ドミニクさんの遺体はその中の1つで血まみれの状態で見つかったという。同保安官事務所によると、監視カメラは襲撃の一部を捉えていたそうで、会見では次のように述べていた。

「ドミニクさんが襲われたのは前日の午後7時半から8時のことだった。彼は当時、犬に餌を与えていて、その最中に飼い犬数頭がけんかを始めたことが襲撃に繋がったようだ。」



なお遺体が発見された16日、同郡動物管理局(アニマルコントロール)は、裏庭でピットプルの成犬5頭、生後4か月から6か月の子犬8頭の計13頭を捕獲していた。そのうちの数頭はかなり興奮しており、スタッフらは捕獲棒などを使ってかなり慎重に対応したようだ。



13頭は現在、ドミニクさんの父親の同意を得て「ダウニー動物ケアセンター(DACC)」の保護下に置かれ、獣医による検査が行われているものの、襲撃に関わった個体が安楽死されるかどうかについては明らかにされていない。



保安官事務所は、ドミニクさんがピットブルの飼育・販売に関わっていたとみて調べを進めているが、近隣住民の一人は「この辺りで飼い犬が人を襲った事故は初めてだよ。ただ飼い犬が数頭逃げ出して、うちのニワトリを襲ったことがあったけどね」と述べ、戸惑いを隠せない様子だった。また、コンプトン動物保護団体のダミアン・ウェスレーさん(Damian Wesley)は次のように語った。

「人々は飼い犬をしっかり世話する必要がある。また『飼い犬が人を殺してしまったり傷つけたりすることが可能である』ということを理解しなければならない。」

米コロラド州の法律事務所「Fuicelli & Lee」のウェブサイトによると、アメリカ国内で2010年から2023年10月の間に犬の襲撃で死亡したのは487人で、そのうち約60%がピットブルまたはピットブルのミックス犬によるものだという。またピットブルとロットワイヤーはアメリカで飼われている犬の6%にしか過ぎないものの、この2種による死亡者は全体の77%を占めているそうだ。

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