1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【海外発!Breaking News】誤ってドライアイスを提供 レストラン客が口内に凍傷を負う(印)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月10日 17時8分

【海外発!Breaking News】誤ってドライアイスを提供 レストラン客が口内に凍傷を負う(印)<動画あり>

インドのあるレストランで先日、食後に口の中をスッキリさせる“マウス・フレッシャー”が提供されたが、それを口にした人々が口内に激しい痛みを感じ、苦しみ始めた。“マウス・フレッシャー”として提供されていたはずの物体はドライアイスで、口にした人々は口内に凍傷を負って病院へ運ばれたという。英国放送協会『BBC』などが報じた。

事故が発生したのは、インド北部ハリヤーナー州グルガーオンにあるカフェ兼レストラン「La Forestta cafe」だ。今月2日、ウッタル・プラデーシュ州グレーター・ノイダに住むアンキット・クマルさん(Ankit Kumar)は、妻や友人たちと一緒に同店で食事を楽しんでいた。

料理の提供が終わり、お腹が膨れたところで、食後の“マウス・フレッシャー”がアンキットさんたちのもとに運ばれてきた。これは食後の口内をリフレッシュするためのもので、砂糖やスパイスを混ぜ合わせて作られた、インドの伝統的なものだという。

アンキットさんたちは少しも疑うことなく、マウス・フレッシャーを口に運んだ。ところが、すぐに口内が燃えるような激痛に襲われて出血し、嘔吐する人も現れた。実は店が提供したのは伝統的なマウス・フレッシャーではなく、ドライアイスだったのだ。



二酸化炭素を冷却して固体にしたドライアイスは、皮膚に触れるとくっついて凍傷を起こしてしまう。大きいサイズのものは口の中や喉にくっつくため、体内に入ってしまうことはほとんどないが、小さいサイズのものは、水と一緒に飲むと体内に入ってしまうこともある。胃に到達してしまうと、胃の粘膜に出血や潰瘍を形成する危険性もあるという。

この件で警察の捜査が始まり、同レストランのオーナーであるガガンディープ(Gagandeep、30)は、「スタッフがマウス・フレッシャーとドライアイスを間違えたのが原因で、意図的な行動ではない」と警察に話した。しかし、5日にガガンディープは逮捕され、共同オーナーであるアムリットパル・シン(Amritpal Singh)は逃走中で、現在行方を追っていると警察が公表した。

今回誤食した人々は、口の中に凍傷を負ってしまい、激痛や出血などの症状に襲われた。ドライアイスを口にした5人が病院に運ばれて入院したものの、現在は全員が退院したそうだ。

このニュースを見た人々からは、「なんてひどい」「なぜこんなことをしたの?」「口にするものには気をつけないとね」「従業員の怠慢か、同業者による嫌がらせかも」などといった様々な声が寄せられた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください