【海外発!Breaking News】ホテルでの豊尻施術で皮膚が壊死 黒い穴、激痛で死を覚悟した女性(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年3月19日 5時0分
イギリスでは最近、唇のフィラーに使われるヒアルロン酸を臀部に注入する「リキッド・ブラジリアンバットリフト」を受け、苦情を訴える人が急増している。30歳の女性もその一人で、ホテルの一室で施術を受けた後、酷い感染症に罹り、臀部には一生消えない傷が残ってしまったという。死をも覚悟したという女性のニュースをYouTubeチャンネル『ITV News』などが伝えた。
英ロンドンに住む1児の母モニークさん(Monique)は2022年9月、約56万9000円(3000ポンド)をかけて豊尻施術「リキッド・ブラジリアンバットリフト(以下、リキッドBBL)」を受けた。
モニークさんはこの施術の1年前、自分の脂肪を臀部に注入する「ブラジリアンバットリフト(BBL)」に挑戦しており、「BBLで豊かになった臀部をさらにボリューミーにしたい」との思いから、友人から推薦された評判がいいサロンに予約を入れていた。
ところが施術の前日、サロン側から「施術は近くのホテルの一室で行う」と連絡があり、当日は施術スタッフが約1時間をかけて注射器で左右のお尻に1リットルずつ、フィラーを注入したという。
しかし施術後、モニークさんは頭がクラクラし始め、夜中に目覚めると全身の不調に気付いた。そして41度の高熱を出して悪寒で身体が震え始めたそうで、当時のことをこう語った。
「その夜はずっと最悪の体調で、臀部は腫れ上がり、フィラーを注入した場所は真っ赤に変色していたの。そして時間の経過とともに赤みが増し、患部が熱を持って固くなってしまったの。」
激痛にも見舞われたモニークさんは翌朝、ロンドン北西バッキンガムシャー、アリスバーリーにあるストーク・マンデビル病院(Stoke Mandeville Hospital)の救急外来に緊急搬送されて入院。医師に「重度の感染症に罹り、皮膚が壊死してしまう敗血症を起こしている」と告げられた。
そうして1週間、抗生物質の点滴を受け続けたモニークさんは退院し、抗生物質の薬を処方してもらって帰宅した。しかし症状は悪化し、臀部にできた水膨れが潰れてフィラーと血液が交じった液体が流れ出した。そしてその翌日、今度は皮膚がどす黒くなって穴が開き、再び病院に搬送されて緊急手術を受けたのだった。
実は、モニークさんの臀部にはシリコンが注入されており、医師は皮膚と感染部位を切除して、できる限りのシリコンを取り出した。そしてようやく症状は改善に向かったが、激痛に襲われたそうで、モニークさんはこのように述べた。
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