【海外発!Breaking News】「私の顔、なんか変?」 自撮り写真がきっかけで脳腫瘍が判明(米)
TechinsightJapan / 2024年3月22日 11時59分
悪性の腫瘍があると診断を受けたメーガンさんだったが、「私は多くの友人を膠芽腫(悪性度の高い神経膠腫)で亡くしましたし、脳腫瘍には40種類以上もあることを知っています。ですので、悪性度の低い段階で発見できたのは、比較的恵まれていると思います」と話しており、前向きに治療に取り組んでいる。
その治療の中で、メーガンさんは腫瘍抑制遺伝子とも呼ばれるPTEN遺伝子に変異があり、がんや腫瘍ができやすい体質であることも判明した。この体質のせいか、新たに子宮がんと乳房にしこりが発見された。幸いにも、乳房のしこりはがんではなかったと言い、子宮がんも早期発見できたため、早い段階から治療を行うことができたという。
合計23回もの放射線治療を行い、経過観察中だというメーガンさんは、モーフィットがんセンターの職員として働き始めた。ヘルスユニット・コーディネーター兼ボランティアとして、患者が快適に過ごせるように自身の治療経験を活かして様々なケアを行っている。
「心から治療に寄り添ってくれた人たちに対して恩返しができ、皆にとってより良いものになるよう貢献できることほど、光栄なことはありません。私は望んでがんになったわけではありませんが、今の私自身やこれまでの経験は何ものにも代えがたいものです。がん患者は人生で一番辛い時期にあると思います。こうした人々には、辛い治療を乗り越えるためのシステムがないので、私が手助けできれば嬉しいです。」
非常に前向きに過ごすメーガンさんは、これから2つ目の学位となる、公衆衛生の学位を取得する計画を立てているという。いとこのトニーさんをすい臓がんで亡くしたというメーガンさんは、「私は人を思い、どんな形であっても助けたいという心を持っています」と話しており、これからも人のために活動していくとコメントした。
ちなみに2021年7月には、何気なく撮った生後3か月の息子の写真を見ていた母親が、白く反射する片目に違和感を覚え、病院で検査を行うとがんが見つかったというニュースが注目を集めていた。
画像は『New York Post 「How a Florida woman’s NYC selfie led to her brain tumor diagnosis」(Courtesy of Megan Troutwine)(Megan Troutwine/Facebook)』『Fox News 「iPhone photo helps Georgia mom discover her son’s rare eye cancer」(Courtesy of Josie Rock)』『The Mirror 「EXCLUSIVE: ‘My unborn baby saved my life after doctors found 4-inch tumour next to my heart’」(Image: haveyoursaystories)、「Dad’s life saved by Apple Watch after his heart stopped 138 times in 48 hours」(Image: James Linsell-Clark/ SWNS)』『Maria TikTok「I wish I were joking lol but i have some awesome photos」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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