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【海外発!Breaking News】いつでもどこでも一緒 2歳男児とカラスの間に芽生えた不思議な友情(デンマーク)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月29日 12時21分

【海外発!Breaking News】いつでもどこでも一緒 2歳男児とカラスの間に芽生えた不思議な友情(デンマーク)<動画あり>

カラスと一緒に過ごす2歳の男の子の姿を捉えた動画が話題を呼んでいる。カラスは、男の子の後ろをぴょんぴょんと跳ねながら追いかけっこをして遊んでいるのだ。強い絆で結ばれている男の子とカラスの不思議な関係には、「なんて素敵な関係なの」といった声が寄せられている。ポジティブなニュースを配信しているウェブサイト『Good News Network』などが伝えた。

話題を集めている動画は、デンマークに住むレアゲ・ルナさん(Lærke Luna)がInstagramに投稿したものだ。動画には、息子のオットー君(Otto、2)が走ったり三輪車で遊んだりする様子が映っているが、そのすぐそばには常に1羽のカラスがいる。

“ラッセル(Russell)”と名付けられたこのカラスの幼鳥は、昨年の夏に弱っているところを、レアゲさんのパートナーでオットー君の父親であるクレスチャン・ローセンベアさん(Christian Rosenberg)が発見したという。レアゲさんたちは野生動物保護団体に連絡しようとしたが、自宅の近くに対応してくれる団体はなかった。このまま放っておくことはできないと考え、自分たちで保護して助けることを決意した。

手探りながらも世話を始めるとラッセルは次第に回復し、最終的には野生へ帰すことができた。無事に野生へ戻ったラッセルだったが、レアゲさんたちに恩を返すためか、頻繁に小物を持ってレアゲさんの家にやって来るようになった。レアゲさんも追い返すことはせず、おやつをあげたりして信頼関係を築き上げた。

ラッセルは保護してくれたレアゲさんの肩に乗るなど信頼しているようだが、それ以上に、オットー君に対して特別な思いを抱いているという。オットー君が走ったり、三輪車で遊んでいると、ラッセルは跳ねてその後ろをついていくなどオットー君のそばを離れず、常に一緒に過ごすようになった。オットー君が庭のベンチに座ったり、おもちゃで遊んでいると、すぐ隣でその様子を見守り、時にはオットー君がラッセルを追いかけて遊ぶこともある。



ラッセルを撫でることができるのは、オットー君だけだという。オットー君が手を伸ばして口ばしや体に触っても、ラッセルは当たり前のようにそれを受け入れている。しかし、他の人がラッセルに触ろうとすると逃げてしまうという。



不思議なほどオットー君にばかりついて回るラッセルだが、レアゲさんが飼う犬や猫にちょっかいを出すこともあるそうだ。レアゲさんは、「ラッセルと一緒に過ごしていると、退屈することはありませんね。ラッセルのおかげで、普通の人ができないような自然との触れ合いができています。私たちは、彼の群れの一員なのです」と話している。

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