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【海外発!Breaking News】プールの穴に吸い込まれた8歳女児、配管奥6メートルで体をねじらせ死亡(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年3月28日 5時2分

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米テキサス州ヒューストンのホテルで今月23日、8歳女児がプールの壁の穴(吐出口)から配管内に激しく吸い込まれて死亡した。本来であれば吐水するはずの穴が吸水していた状態で、女児の家族は25日に「子供を死に追いやった重過失致死」の罪で、ホテルと親会社を相手に約1億5140万円(100万ドル)の損害賠償を求めて訴訟を起こした。米ニュースサイト『Fox Business』などが伝えた。

テキサス州のホテル「ダブルツリー・バイ・ヒルトン・ヒューストン・ブルックホロー」で23日午後4時50分頃、アリーヤ・ハイコちゃん(Aliyah Jaico、8)の行方が突然、分からなくなった。

アリーヤちゃんは当時、家族や親戚らと一緒に流れるプールで泳いでいたそうで、一家の弁護士リチャード・ナヴァ氏(Richard Nava)によると、事故は母ダニエラ・ジャイコさん(Daniela Jaico)がその場を離れたほんの少しの間に起きたという。

ダニエラさんは当初、「誘拐ではないか」と疑い、家族みんなでホテル内や周辺を必死に捜したが成果はなく、娘がいなくなってから約30分後、ホテルのスタッフに「監視カメラの映像を見せて欲しい」とお願いしたという。しかし、ホテル側に「警察の立ち会いがなければ見せることはできない」と断られ、午後5時45分頃に地元警察へ通報した。

そして駆けつけた警察は、行方不明者の捜索にあたるNPO法人「テキサス・エクウサーチ(Texas EquuSearch)」とチームを組み、ホテル内や周辺をくまなく捜索。だがアリーヤちゃんは見つからず、監視カメラの映像からアリーヤちゃんがプールに潜った後、浮上した様子がないことを確認した。

こうして誘拐から一転、プール内での事故の可能性が高まり、チームはプールの水を抜くと、長い棒の先に取り付けた小さなカメラを用意した。そしてプール壁面にある吐出口の一つにカメラを挿入した結果、午後11時半に配管奥で動けなくなっているアリーヤちゃんの体の一部と小さな手が映し出された。



リチャード弁護士は、「アリーヤちゃんは吐出口から約6メートル(20フィート)奥まで吸い込まれ、遺体はねじれて歪んでいた。遺体を取り出すにはコンクリートを壊し、配管を切断する必要があった」と述べており、30x40センチ(12x16インチ)の吐出口に金網などの蓋は固定されていなかったこと、吐出口からかなり激しく吸水していた状態であったことを明かした。

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