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【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、王室洗足式で音声メッセージ 「互いに思いやるべき」友情の大切さを強調

TechinsightJapan / 2024年3月30日 8時39分

【イタすぎるセレブ達】チャールズ国王、王室洗足式で音声メッセージ 「互いに思いやるべき」友情の大切さを強調

チャールズ国王(75)が、ウスター大聖堂で執り行われた「王室洗足式(Royal Maundy Service)」の礼拝に音声メッセージで登場した。事前に録音されたスピーチで、国王は互いに思いやることの大切さを強調した。伝統的な礼拝では、イエス・キリストが最後の晩餐で使徒達の足を洗ったことを記念し、君主が地元の高齢者達に特別な銀貨を贈る儀式が行われる。当日は国王の代理としてカミラ王妃が出席し、男女それぞれ75名に銀貨を贈呈した。

現地時間28日、英ウスターシャー州の都市ウスターにあるウスター大聖堂で執り行われた「王室洗足式」の礼拝中、チャールズ国王による復活祭(イースター)を記念する音声メッセージが流された。

イースターは、イエス・キリストの復活を記念するキリスト教の祝祭だ。主イエスが使徒達と最後の晩餐を行った日を「聖木曜日(モーンディ・サーズデー)」、十字架にかけられた日を「聖金曜日(グッド・フライデー)」、復活した日曜日を「復活祭(イースター)」として祝福し、これらは「聖なる3日間」と呼ばれている。

復活祭は春分の日以降、最初の満月の後に迎える日曜日に制定されているため、その年によって日付が異なる。今年は3月28日が聖木曜日で、29日が聖金曜日、31日が復活祭となる。

聖木曜日は、イエスが使徒達と最後の晩餐を共にし、「私があなた達を愛したように、互いに愛し合いなさい」と命じたことを記念する日だ。

「王室洗足式」は聖木曜日に行われる英国国教会の宗教礼拝で、その歴史は西暦600年まで遡る。式典では、英国の君主または代理人が“モーンディ・マネー”と呼ばれる小さな銀貨を、教会や地域社会に貢献した高齢者に贈呈する。

この日、がん治療中のチャールズ国王は出席できず、礼拝では事前に録音した音声メッセージが流された。

イエスが弟子達の足を洗ったという聖書の朗読後、国王は「洗足式は、私の心の中でとても特別な場所にあります」と述べた。

そして、朗読した聖ヨハネによる福音書の一節について、「使徒達の前にひざまずいて彼らを大変驚かせ、困難に疲れた彼らの足を洗った主の生涯に由来するものです」と説明した。

また国王は、イエスが「どのように奉仕し、互いを思いやるべきかの模範を示した」と述べ、「私達は、特に困っている時に友情の手を差し伸べてくれる人達を必要とし、その恩恵を大いに受けているのです」と付け加えた。

メッセージの中で国王は、昨年5月に執り行われた戴冠式礼拝の冒頭で述べた、イエスの模範である「仕えられるのではなく、仕える」に従うとの誓いを回想し、「私はそのことを常に心がけてきました。そしてこれからも、心からそうするつもりです」と続けた。

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