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【海外発!Breaking News】息子の毛深さを“黒猫の呪い”と信じていた母、2歳で「多毛症」と判明し治療を決意(フィリピン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年4月12日 20時55分

【海外発!Breaking News】息子の毛深さを“黒猫の呪い”と信じていた母、2歳で「多毛症」と判明し治療を決意(フィリピン)<動画あり>

フィリピン、ルソン島に住む2歳の男児は今月、体中に過剰な体毛が生える「多毛症」と診断された。母親はそれまで「息子が毛深いのは呪いのせい」と信じて疑わなかったそうだが、正式な診断を受けたことでレーザー脱毛をする決意を固めたという。英ニュースメディア『The Sun』などが伝えている。

フィリピン、ルソン島アパヤオ州に住むアルマさん(Alma)は今から2年前、誕生したばかりの息子ジャレン・ガモンガン君(Jaren Gamongan)を一目見て衝撃を受けた。

ジャレン君は顔、首、背中、腕など全身が薄い体毛で覆われ、フサフサの黒髪で濃いもみあげまであったそうで、アルマさんはこう信じるようになったという。

「息子の全身が毛で覆われているのは、妊娠中に山猫を調理して食べたことが原因。これは“呪い”に違いない。」



実はアルマさんが暮らす人里離れた山間部では、山猫はエキゾチックな料理として振る舞われるそうで、アルマさんは妊娠中に「どうしても山猫が食べたい」という欲求を抑えることができなくなった。そして、村の友人に探してもらった黒猫をハーブで炒めて食べたという。



そうして毛深いジャレン君を見るたび、妊娠中に山猫を食べたことを後悔し、自分を責め続けてきたそうで、いつしか周囲の人からも「それは猫の呪いだよ」と言われるようになっていた。

しかしながら息子が2歳になり、あまりにも毛深いことを心配したアルマさんは今月に入り、やっと病院に連れて行った。するとジャレン君は、狼男症候群とも呼ばれる「多毛症」と診断され、アルマさんは医師に「猫を食べたことは全く関係ない」と告げられたのだった。



「それまではずっと、罪悪感に苛まれてきた」と明かすアルマさん。この医師の言葉には救われたものの、やはり狼のような外見の息子に対する不安は尽きないそうで、複雑な胸のうちをこのように吐露した。

「ジャレンには姉と弟がいるけど、毛深いのはあの子だけなの。それで『ジャレンが学校に行くようになったら、外見が違うことでいじめられるのではないか』と心配で仕方がないのよ。」

「ジャレンはとても陽気で遊ぶことが大好きだけど、暑い日には『発疹が出て痒い』と訴えてくるの。もちろん暑ければお風呂に入れるし、毛を短くカットしたこともあった。でも毛はすぐに生えてくるし、カット後の毛はより長く、太くなってしまってね。結局、カットすることを止めてしまったの。」



そんなジャレン君を診察した皮膚科医のラヴェリンダ・ソリアーノ・ペレス氏(Dr. Ravelinda Soriano Perez)は、多毛症について次のように説明したという。

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