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【エンタがビタミン♪】<加藤夏希インタビュー>新婚の夫と「好きだよ」「愛してる」は挨拶。「料理は図工」、シチューが回鍋肉に!?

TechinsightJapan / 2015年2月26日 21時50分

<「愛」とは新しい自分を作るきっかけ>
――「愛」がつまった歌詞が多いのですが、主人公である“エル”という女性は男性に翻弄されながらも沢山恋愛をしています。加藤さんにとって「恋愛」とはどういうものでしょうか?
■加藤:新しい自分に気付く、新しい自分を作るきっかけかなと思います。今まで興味がなかったようなことに興味が向くので、学校で教わる授業や歴史とかではない自分磨きのきっかけになるのかな。心の成長だったりしますね。

<物語と曲のコラボが新鮮。>
――アルバム『L-エル-』(絵本の様なコンプリートブック付)をお勧めするとしたら誰に聴いてもらいたいですか?
■加藤:音楽が好きな人はもちろんですが、本が好きな人にもピッタリだなと思いました。物語と曲がコラボしているのは初めて見たのですが、これっていいなって。ファッションショーでも歌とファッションとコラボがあるのですが、自分の頭の中に劇場ができていて、そこで物語とバックソングが流れているというのがより想像しやすいですね。

■加藤:私は本を最後から読むので最後にお花畑に描かれているエルを見て、こういうストーリーだと思って(安心しました)(笑)。エルという人の一生をたっぷり堪能できますね。また、曲も後押ししてくれて恋をする気持ちになれますね。少女漫画を読んでいるような感じで、「あー、これもうキュンキュンする」「えー? 何で裏切るの?」「二度騙されたのは何かムカつく、でも嫌いになれない」という感じで読んでいましたね(笑)。

<平和キャラは向かない? 大人の女性にチャレンジしたい。>
――モデルにドラマにコスプレに今まで色々なことを経験されてきていますが、今後やってみたいこと、挑戦してみたいことはありますか? プライベートと併せて教えて下さい。
■加藤:仕事の面では、結婚をきっかけに役を頂く年齢層があがったので、大人の女性、自分より年齢が上の役をもっとやってみたいなと思います。平和な感じは不向きだと思うので、この『L-エル-』を舞台でやってみたいですね。エルと言う女性は、不幸だけれども「自分がやったことないからやってみよう、働いたことないから働いてみよう」と考え方がポジティブで、行動力があるので(演じるとしたら)色々なことができそうですね。

<料理は図工。クッキーを焼くお母さんになりたい>
■加藤:プライベートではお料理の腕をあげたいですね、料理教室に通ったりして。でも私は「料理は図工だ!」って思いながら作ることが多いのでマニュアル通りは好きではないです(笑)。自分がお母さんになったらお菓子を作れるお母さんがいいなと思っています。子供の頃友達の家に行くとバニラエッセンスの甘い香りがしていてクッキーを焼いているお母さんが素敵だなと思いましたね。うちは共働きだったので家に帰ってもどちらもいない状態だったので、いいなって憧れていました。

整った顔立ちで可愛いと言うよりは美人の加藤夏希。以前はもう少しクールなイメージだったが、結婚して幸せを実感する毎日を送っていると柔和にもなるのだろう。「クッキーを焼いているお母さんが素敵」と語った加藤の横顔から、エプロン姿のママの横顔を垣間見たようだ。美人だけれどちょっと変わったお母さんになる日もそう遠くないのかもしれない。色々な経験を得ることで、これからの加藤の表現にも深みが増すだろう。波乱の人生を送った女性の役も見てみたい。そう思わせる加藤夏希の今後の活躍が楽しみである。

Acid Black Cherry 4th ALBUM 『L-エル-』
波乱の人生を送った一人の女性エル。「愛」をテーマに、その人生を綴った壮大なストーリーと絡み合うコンセプトアルバム! 平成27年2月25日(水)発売
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)

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