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【海外発!Breaking News】“青い炎”を見るため火山を登った女性観光客、ロングスカートを踏んで転落死(インドネシア)

TechinsightJapan / 2024年4月27日 5時0分

【海外発!Breaking News】“青い炎”を見るため火山を登った女性観光客、ロングスカートを踏んで転落死(インドネシア)

インドネシアのジャワ島にある活火山で今月20日、女性観光客が転落死する事故が発生した。現地ツアーに参加していた女性は、危険な場所で写真を撮っていた際に、自身のロングスカートを踏んでバランスを崩し、噴火口に落下したという。女性は落下の衝撃で死亡し、レスキュー隊が約2時間かけて遺体を回収したことを、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

事故が発生したのは、インドネシアのジャワ島にある活火山「イジェン山(Kawah Ijen)」だ。中国出身のホアン・リホンさん(Huang Lihong、31)は、夫チャン・ヨンさん(Zhang Yong、32)とともに現地ツアーに参加していた。

夫婦はイジェン山で有名な“青い炎”を見るため、ツアーに参加したという。火山の亀裂から高圧で噴出している硫黄ガスが燃焼する際に青い光を発することから、青い炎と呼ばれている。一部の硫黄ガスは液状に凝縮し、燃えながら山肌を流れていく。

神秘的なこの現象は夜にしか見られないため、ホアンさんたちは暗いうちから出発し、日の出も見る予定だった。火口付近まで近づくため、ガイドは前もってその危険性を説明しており、ホアンさんは火口から2~3メートルほど離れた場所で写真撮影していた。しかし綺麗に撮影できるポジションを求めて、後方にあった木の方へ後ろ向きのまま歩いて近づいた。その時、ホアンさんは着ていたロングスカートの裾を踏んでしまい、バランスを崩して噴火口に落下してしまった。



通報を受けてレスキュー隊が駆けつけたが、救助が難しい場所に落下したため、作業に約2時間もかかってしまった。懸命に救助活動が行われたが、ホアンさんは約75メートルの高さから落下した衝撃で死亡したと現地警察が公表し、事故として処理された。



このニュースを見た人々からは、「こんな事故は最近よく聞くよね」「注意を受けていたのだから、同情はできないよ」「写真を撮るのはそこまで大事なことなの?」などといった声があがっている。

なおホアンさんが着用していたロングスカートについて、どのようなものだったのかは明らかになっていないが、足場が悪い場所での服装選びには注意が必要だ。

ちなみに2021年1月にはジンバブエで、滝のそばでセルフィーを撮影していたサンダル履きの男性が、108メートル下の滝つぼに転落し、約6時間後に遺体で発見されていた。

画像は『New York Post 「Tourist plunges 250 feet to her death into active volcano while posing for photo」(Newsflash)』『Wellence Mujuru X「This was the last picture of the Tourist who slipped and fell into the Victoria Falls Danger Zone.」』『The Jakarta Post 「Police investigate deadly glass bridge incident in Banyumas」(Antara/Sumarwoto)』『Welterbestätte Dachstein Salzkammergut「Via ferrata Donnerkogel」』『LADbible 「11-Year-Old Girl Falls 60 Metres From Suspension Bridge At Chinese Tourist Park」(Credit: AsiaWire)』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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