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【イタすぎるセレブ達】メリル・ストリープ、カンヌ国際映画祭の名誉パルムドール受賞「計り知れないほど光栄」

TechinsightJapan / 2024年5月16日 11時25分

【イタすぎるセレブ達】メリル・ストリープ、カンヌ国際映画祭の名誉パルムドール受賞「計り知れないほど光栄」

米女優メリル・ストリープ(74)が、カンヌ国際映画祭の名誉パルムドールを受賞した。メリルは35年ぶりにカンヌのステージに立つと、「計り知れないほど、光栄に思います」と感激を述べた。さらに自身のキャリアを振り返る映像が流されると、「まるで超高速列車の窓から眺めているよう」と言い、「私の顔に飽きず、列車を降りずにいてくれたことに感謝します」とジョークを加えた。

現地時間14日、フランス南部コート・ダジュールの都市カンヌで「第77回カンヌ国際映画祭」が開幕した。

今月25日まで開催される華やかな映画祭の幕開けを飾ったのは、米大御所女優メリル・ストリープへの名誉パルムドールの授賞式だ。

会場のステージには、仏女優ジュリエット・ビノシュ(60)がプレゼンターとして登場し、メリルに賞を授与した。メリルがカンヌ国際映画祭のステージに立つのは、1989年に映画『クライ・イン・ザ・ダーク』(原題: A Cry in the Dark、1988年公開)で最優秀女優賞を受賞して以来、35年ぶりとなる。

名誉パルムドールは映画界に多大な功績をした俳優や映画監督を称える賞で、今年はメリルに加え、ジョージ・ルーカス監督と団体初となる「スタジオジブリ」の受賞が発表されていた。

この日、メリルは白いドレスを着てステージに現れると、ジュリエットからトロフィーを受け取った。そしてスピーチでは、「このような名誉ある賞の知らせを受け、計り知れないほど光栄に思います」と述べ、こう続けた。

「カンヌ国際映画祭での受賞は、国際的な芸術家コミュニティにとって、常に映画製作という芸術における最高の達成を意味します。以前に称えられた人々の影に立つことは、屈辱的であると同時にスリリングなことでもあります。」



そして会場で自身のキャリアを振り返る映像が流されると、メリルは冗談交じりにこう話した。

「まるで超高速列車の窓から、私の青春時代が中年期へと飛翔し、まさに今夜このステージに立っているところを眺めているようです。私の顔が嫌にならず、列車から降りずにいてくれたことに、本当に感謝しています。」

この後には、かつて自身の母親から言われたという言葉をこのように回想した。

「常にすべてのことに正しい母が、こう言ったのです。『メリル、いつか分かるわ。すべてがあっという間に過ぎ去ることを。本当に速いのよ』とね。そして実際にそうなった。ただし、私の長すぎるスピーチを省いてね。」

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