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【海外発!Breaking News】24歳母親に檻に監禁されていた2歳男児 糞尿にまみれ骨折も放置(米)

TechinsightJapan / 2024年5月19日 20時55分

【海外発!Breaking News】24歳母親に檻に監禁されていた2歳男児 糞尿にまみれ骨折も放置(米)

米ニューヨーク州警察は今年2月、2歳の息子を檻に監禁していたとして、24歳の母親を「子供を危険に晒した罪」で逮捕した。そして事件から3か月以上が経過した今月16日、男児が閉じ込められていた檻の写真を公開したところ、米ニュースメディア『New York Post』などが伝えて注目された。

ニューヨーク州バッファローに住むニーシャ・ランプキン(Naesha Lumpkin、24)が2月8日、子供を危険に晒したとして逮捕された。

ニューヨーク州警察はその日、別の重罪でニーシャの逮捕状の発令を受けていたそうで、室内に足を踏み入れたところ、狭い檻に監禁されている2歳の男児を発見したという。

このたび公開された写真を見ると、檻は壁にピタリと付けて設置されているのが分かり、ベビーサークルの上にベビーベッドの一部を載せたものだという。そして男児が立ったり外に出たりすることができないように上部はしっかりと固定されていたそうで、男児と寝具は糞尿にまみれ、壁には便がこびりついていたそうだ。

男児を発見した州警察官のジェイムズ・オキャラハン氏(James O'Callaghan)は、「男児は尿と便でずぶ濡れになっていた」と当時のことを振り返り、こう続けた。

「檻の中には鶏手羽の骨などが散乱していてね。たぶん鶏の骨だと思うけど、吐き気がするほどだった。あんな光景は誰も見たくはないし、我々が対応する中で最もつらいケースの一つだった。」

「母親に子供を檻に閉じ込めた理由を聞いたが、どれも納得がいくものではなかったよ。正直に言えば、子を持つ親や、あの部屋の写真を見た人ならば誰でも、『子供をあの中で生活させたり、あのまま放置するなんてあり得ない』と思うだろうね。」



こうしてニーシャの家にはエリー郡児童保護サービスのスタッフが呼ばれ、男児は地元のオイセイ小児病院に搬送された。検査の結果、肋骨2本が折れ、顔や体にはいくつもの青痣があることが判明し、医師は「骨折は10日から2週間ほど前のもの」と推測したという。

一方でニーシャは、「あの子は2023年12月下旬か、2024年1月上旬頃に階段から転げ落ちた。でもその時は治療を受けなかった」と供述。警察は、骨折から時間が経っており「息子に怪我をさせた」という決定的な証拠がないことから、ニーシャを「子供を危険に晒した罪」で逮捕した。新たな罪が科せられることはないそうで、ニーシャはすでに釈放され、来月に裁判所へ出廷する予定だという。

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