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【海外発!Breaking News】旅行先で潮干狩りを楽しんだ親子 ルール違反で1千万円超の罰金請求(米)

TechinsightJapan / 2024年5月27日 17時45分

【海外発!Breaking News】旅行先で潮干狩りを楽しんだ親子 ルール違反で1千万円超の罰金請求(米)

米カリフォルニア州のビーチで昨年、ある親子が潮干狩りを楽しんでいた。母親は子どもたちが貝殻を拾っていただけと思い込んでいたが、実際には生きているハマグリを集めていたことが分かった。5人の子どもが合計72個のハマグリを許可なく採ったことで8万8000ドル、日本円にして1千万円以上の罰金を請求されてしまった。母親は「事前に子どもたちに教えておくべきだった」と後悔しているという。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

米カリフォルニア州フレズノに住むシャーロット・ラスさん(Charlotte Russ)は昨年末、5人の子どもたちを連れて、世界的なハマグリの中心地として知られる、同州ピズモ・ビーチへ出かけた。

遊び終えたシャーロットさんらがビーチを後にしようとした時、魚類野生生物局の職員がシャーロットさんに「お子さんが無許可で貝を採っています」と声をかけ、違反切符を切った。

身に覚えがないシャーロットさんが子どもたちに確認すると、5人で合計72個ものハマグリを採っていたことが分かった。「貝殻を集めているだけと思っていました」と話すシャーロットさんは、のちに罰金の請求書を受け取った。そこには8万8993ドル(約1397万円)という、目を疑うような高額が記されていた。

魚類野生生物局のマシュー・ジルさん(Matthew Gil)は、「貝が産卵できるように、4.5インチ(約11.4センチ)まで成長させなければなりません。そうすれば毎年子孫を残すことができるので、規制を設けているのです」と説明する。その大きさまで成長したハマグリに限り、カリフォルニア州のフィッシングライセンスとハマグリのサイズを測る「ノギス」を持っている人であれば、一日あたり1人10個までならハマグリを採取することができ、すでに死んでいるスカシカシパン(ウニの一種)などの生物や貝殻を採取することは問題ないという。海で何を拾ってはいけないのか、子どもたちに教育することが重要だとマシューさんは話す。



「ピズモ・ビーチで採れるメキシコハマグリについては、2枚の貝がしっかり閉じていて、簡単に開くことができなければ、それは貝殻ではなく生きているハマグリです」とマシューさんは述べ、貝殻とハマグリの違いについて説明している。のちにシャーロットさんは、「子どもたちは海で出会ったものに無闇に触らないことを学び、貝殻と生きている貝の違いも理解しました。事前に教えておくべきでしたね」と後悔を口にした。

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