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【海外発!Breaking News】稼働中の飛行機エンジンに吸い込まれ1人死亡 目撃者は「地獄のような音だった」(オランダ)

TechinsightJapan / 2024年5月31日 12時12分

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現地時間29日、オランダの首都アムステルダムにあるスキポール国際空港で、離陸準備中の飛行機エンジンに吸い込まれて1人が死亡した。現段階で死亡した人物の身元は不明で、事故の瞬間を目撃した搭乗客や地上職員の一部は、この人物が稼働中のエンジンに飛び込んだと証言しているという。英ニュースメディア『The Sun』などが報じた。

事故が発生した当時、スキポール国際空港ではオランダの航空会社「KLMシティホッパー(KLM Cityhopper)」が運用する短距離用エンブラエルE190機が、デンマークのビルン行き1341便として離陸準備を行っていた。

同機は午後2時25分に出発を予定しており、すでに搭乗客は機内に乗り込み、客室乗務員が安全デモを行っていた。そして説明がすべて終わった直後、人がエンジンに吸い込まれた。現場では大きな音が鳴り、エンジンから煙が立ち上ったという。大きな音を耳にした人は、「地獄のような音だった」と振り返っている。

英ニュースメディア『The Sun』によると、事故の瞬間を目撃した空港職員は、死亡した人物は稼働中のエンジンに飛び込んだと話している。エンジンに飛び込んだとされている人物は死亡が確認され、警察が詳しい捜査を進めており、現時点で事故、または自殺なのかは断言できないとしている。

同機は、離陸のために駐機スポットから誘導路へ押されていたところだった。死亡した人物の身元は明らかになっていないが、この作業を手伝っていた空港職員ではないかと地元メディアは報じている。



この事故の影響で、搭乗していた乗客や客室乗務員らは全員降機し、事故の瞬間を目撃してしまった人は特別なケアを受けている。

事故を受けてスキポール国際空港は、「本日、飛行機のエンジンに人が巻き込まれるという恐ろしい事故が発生しました。 犠牲者のご遺族に心よりお悔やみ申し上げますとともに、この事故を目撃した乗客と従業員をケアしています。 王立軍事警察が現在、調査を行っています」とコメントを公表した。

今回の事故が多数のメディアに報道されると、「これは恐ろしい事故」「いったいどうやってエンジンに飛び込めるの?」「もしかしたら精神的に苦しんでいたのかも」「目撃してしまった人はトラウマだろうな」などといった声があがっている。

ちなみに今年1月には米ユタ州のソルトレイクシティ国際空港で、飛行機に乗り遅れた男性が非常口から滑走路に侵入し、離陸前のジェットエンジンに入り込んで死亡した。

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