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【海外発!Breaking News】“星を見つめる者”と名付けられた魚 不気味な姿に「間違いなく気絶する」の声(シンガポール)<動画あり>

TechinsightJapan / 2024年6月8日 12時31分

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シンガポールで奇妙な魚が海で見つかり、人々を驚かせている。体のほとんどを砂の中に埋め、顔だけを出すこの魚は、英語名で“星を見つめる者”という意味の名前を持つ。ロマンチックな名前ながらも不気味な顔つきをしており、この魚の姿を捉えた動画がInstagramで拡散されると「海でこんな魚を見つけたら、間違いなく気絶する」といった声が寄せられた。米ニュースメディア『New York Post』などが伝えた。

奇妙な魚を発見したのは、シンガポールで生態系ツアーなどを行う団体「The Untamed Paths」の創設者デニス・チャンさん(Dennis Chan)だ。デニスさんは4月26日午前、浅瀬の砂の中に顔だけを出している、風変わりな魚を見つけた。

「砂の中に頭だけを出して埋まり、獲物を待ち伏せしている様子は、まるで星を見上げているように見えます。珍しいですし、非常に興味深いですね」と、デニスさんは発見した魚について話す。

この魚は「ロングノーズド・スターゲイザー(Longnosed Stargazer)」と呼ばれており、「Stargazer」は“星を見つめる者”という意味を持つ。シンガポール北部の海岸で時々見かけると言い、浅瀬で顔だけを出し、口を半開きにして獲物が通りかかるのを待つ。

ロマンチックな名前を持つが、空を見つめるように一点を凝視するその様子は不気味だ。「最も醜い魚」とも呼ばれ、犬のフレンチ・ブルドッグや映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのキャラクター“ゴラム”に例えられることもあるという。

この魚の様子を撮影した動画には、分厚い唇のような部位を持つ口を半開きにし、砂から顔を出したまま、ピクリとも動かずに獲物を待つ姿が映っている。横から撮影したシーンを見ると、空を見上げる目玉が飛び出ている様子がよく分かる。カメラが近づいても動きを見せなかったが、しばらくすると口をパクパクと動かしながら、砂の中に潜っていった。



シンガポールにあるリー・コン・チェン自然史博物館の魚類学者タン・ヒオク・ホイ氏(Tan Heok Hui)によると、この魚は待ち伏せ型の捕食者として「良い例である」とのことだ。また有毒のトゲを2本持っており、刺されると強い痛みを引き起こすことがあるため、刺された場合には病院へ行くようにタン氏は勧めている。



デニスさんがこの魚の様子を動画撮影し、5月18日にInstagramへ投稿すると、5500万回以上の再生回数を記録した。コメント欄には、「これは怖すぎる」「見なかったことにしよう」「義理の母親に似てる…」「仕事が終わった後の私みたい」「海でこんな魚を見つけたら、間違いなく気絶する」などといった声が寄せられた。

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